新刊案内 日置俊次短編集『ありうべからざる朝』
この度、短編小説集『ありうべからざる朝』を出版しました。
電子版書籍で、アマゾンkindleで読むことができます。
この『ありうべからざる朝』は、『瀧と白鳥』に続く、日置俊次の短編小説集です。それぞれ別の物語でありながら、背後ではとても深いところで結ばれている大切な作品たちです。
ここには、「はなびら」「ありうべからざる朝」「春菜が麦茶を飲んでいる」「賢治とアリス」という4つの短編を収録しました。基本的な舞台になっているのは、パリと東京です。
芥川龍之介と宮沢賢治、そして不思議の国のアリスが、キーワードになります。
詩や短歌や論文が融合した、新しい形の小説世界が展開しています。
そこでは、まるで迷宮をたどるような、スリリングな感覚を味わうことができるでしょう。
ディズニーや、「風の谷のナウシカ」などのアニメーションも、作中で重要な役割を果たしています。
時代と国境を越えて、思わぬ何かが深いところでつながり合っている、この世の複雑な裏側が、次第に見えてきます。
不思議の国のアリスになったような気持で、この時空を超える物語をお楽しみください。
表紙にも力を入れてデザインしました。50通りは試作しました。試作品をほんの少しだけお見せします。
これはほんの一部です。
どうしてこのようなデザインになっているのかは、物語を読んでいただけばわかります。
アマゾンのリンクです。
皆様のご健康をお祈りいたします。
そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。