私を見ている人は | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  私を見ている人は

 

 ふだんから私を見ている人は、私がいつも向上心を忘れず、コツコツと勉強をしていることに気づくでしょう。毎日、すこしでも向上していきたいと思っています。そのための勉強です。

 大学教授なので勉強は当たり前だといわれるかもしれませんが、向上心を持った教授はそんなに多くありません。権力欲や陰謀欲や自己顕示欲や虚栄心を、向上心と見誤るのは間違いです。

 私は自分の世界を、城を築くように、ひそかに少しずつ築いている途中です。

 この城はまだできていませんので、目にも映らず、何も知らない人には訳が分からないと思いますが、私自身にはもう、その城が見えています。

 かなり巨大な城で、作り上げるのには長い時間がかかります。

 あと数年で、その全容が周囲からだんだん見えてくるようになると思いますが、それでもまだ理解することは難しいと思います。

 城というのは具体的に言えば、私の文学作品のことです。城を築くというのは、作品を書いて、そして出版することです。書くことにはとても時間がかかります。編集すること、デザインすることも時間がかかります。私の作品は相互につながっていて、大きな建築の一部をなしています。建築物である城を、これからもコツコツと作り続けます。

 これからどんどん自分の作品を出版していくつもりです。

 現在、文学作品で出版したものは、歌集が10冊、小説が4冊ですが、この2倍の冊数がないと、城の様子が見えてこないと思います。

 電子出版でいいので、まず作品を発表すること、そして、あわせて印刷された紙の本を少しずつ発表していくことで、城は姿をあらわしてくると考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

 

    皆様のご健康をお祈りいたします。

    皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。