日置俊次 新刊小説のまとめ
このブログで日置俊次の著作について、今年の新刊のご案内をしています。
自分で出版する自力出版ですので、宣伝する場がここしかありません。
どんなすぐれた作品を書いても、存在が知られなければ意味がありません。
できるだけ繰り返し、ここでご案内したいと思います。
私はいつも心をこめて、作品を書いています。
今年、アマゾンkindleの電子書籍で、長編小説3冊、短編小説集1冊を刊行しました。kindleで電子書籍化されています。
電子書籍でも、印刷すれば紙の本になります。小説を書いて編集するという作業は、電子版でも印刷本でも変わりはありません。
まず長編小説です。
日置俊次『エメラルドの夜 宝石シリーズ1』(日置研究室)
日置俊次『サファイアの夜明け 宝石シリーズ2』(日置研究室)
日置俊次『昼下がりのルビー 宝石シリーズ3』(日置研究室)
この3冊があります。内容は連続しています。
「昼下がりのルビー」の中には、小説内小説として、短編「さかさまのルビー」が組み込まれています。短編と長編を両方味わえるようになっています。
また、このたび、短編の作品集を出版しました。
短編集『瀧と白鳥』(日置研究室)
短編集『瀧と白鳥』には、次の4つの短編が収められています。すべて書き下ろしです。
「龍の呼ぶ声」
「瀧と白鳥」
「瀧の名前」
「天に昇る龍、地に落ちる龍」
私の電子書籍はすべて1250円です。どうぞお読みください。
このたび電子書籍の表紙を一新しました。電子版では、表紙を変更できるので、助かります。紙の本と違い、題字の大きさや、分かりやすさが必要になります。電子書籍は主に若い人が利用するので、それも考慮しました。今まで私は紙の本そのままのやり方で、統一すべきだと考えていましたが、考えを改めました。すべてのデザインは私が行っています。まず色彩を考えてあります。全体に統一感が出るようにしました。人物像のモデルは秘密です。
kindle書籍の表紙は、表の表紙しかなく、裏表紙などはないのです。本の内部には画像は一切使用できません。そこでただ1枚挿入できる画像である表紙には、力を注ぎました。同じ人間が中身を理解したうえで表紙を作るので、意図しなくても自然に統一感が出てくるはずです。
これからもどんどん書籍を発行します。

「エメラルド」から始まる長編小説三部作の舞台は台湾です。
すべて繊細なラブストーリーです。
日本の近代文学史に登場する文豪たちが、主人公の思索にまぎれこんできます。
『昼下がりのルビー』では、近代文学史の再検討が行われます。今までなぞとされてきた多くの問題に、答えが提出されます。そして今まで描かれてきた繊細なラブストーリーが、クライマックスを迎えます。これは新しいスタイルの小説であり、作品内で様々な試みが行われています。
『瀧と白鳥』は、短編を集めたものですが、短編同士が時空を超えて相互につながり合う、迷路のような不思議な空間を作っています。
表題作「瀧と白鳥」は、フランスのアヌシーを舞台とした作品です。
「日置研究室」はこれからもどんどん、日置俊次作品の出版を続けます。すべて一人でやっているので時間がかかり、1年に2、3冊という遅いペースですが、デザイン・装丁も自分で手掛け、小説のほか、歌集、詩集、俳句集、論文集の準備を少しずつ始めています。
今の方針は、まず電子書籍版で出して、そのあと紙の書籍を出すという流れで考えています。
出版したいものはたくさんあります。次第に作品がそろってくると、だんだん作家日置俊次の本質が見えてくるものと思います。
★下のリンクからご購入下さい。
『地獄谷』、『ラヴェンダーの翳り』は歌集です。
皆様のご健康をお祈りいたします。
そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。










