詐欺師のニュース | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  詐欺師のニュース

 

 ニュースを見ていたら、詐欺師について報道されていました。

 本当に詐欺師というものは嫌なものです。正式な契約書を交わしても、すべていうことが嘘であり、契約は守りません。警察は、ラーメンを食い逃げした人間は捕まえるくせに、契約違反や嘘つきに関しては、面倒なので取り合ってくれません。

 被害者が集団になってくると、やっと警察も動きますが、恥なので知らん顔をしている被害者が多いと、なかなか難しいです。

 「息をするように人をだませる」という表現がありますが、私はそういう人を知っています。人と呼んでいいのかわかりません。人ではないという気がします。嘘の結晶と呼ぶ方が自然です。鎌倉の、はるがせ書房の、鈴プーチンです。

 口から出てくることばがすべて嘘です。

 鎌倉、はるがせ書房、鈴プーチンという言葉に近いものを感じたら、注意した方がいいです。良く調べて、情報を集めてから判断したほうがいいです。私のブログにはたくさんの記事があります。すべて証拠があり、証人のいる話を載せています。

 

 記事は長いので、前半を掲載します。

 

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「愛してる、誰よりもね」その言葉を最後に…“息をするように人をだませる”詐欺罪に問われた51歳の男に判決  7/19(水) 21:22配信 FNNプライムオンライン

「愛してる、誰よりもね」その言葉を最後に…“息をするように人をだませる”詐欺罪に問われた51歳の男に判決(FNNプライムオンライン) - Yahoo!ニュース

 2023年7月10日、福岡地裁で3件の詐欺の罪に問われた51歳の男に懲役3年2カ月の判決が言い渡された。この男は全国の女性たちに結婚詐欺を繰り返し、金をだましとっていた人物だった。

「仕事は、詐欺師。」女性をだまし…

 被害女性が語った、知られざる裏の顔。

被害者A子さん(50代):

 仕事は、詐欺師。息をするように人をだませる人と思う

 カラオケで楽しそうに歌う男。5年前の映像が残されている(2018年8月撮影)。福岡地裁で判決が言い渡された住居不定、職業不詳の前田征美被告(51)だ。

 起訴状などによると、前田被告は2022年11月に職業や名前を偽って交際していた埼玉県の女性に対して「銀行口座が不正利用されて凍結された」「必ず返す」などと嘘を言って合わせて380万円をだまし取ったとされている。

 また2021年6月と2022年7月に福岡と兵庫で、こちらも職業や名前を偽って不動産物件を内覧した際、返すつもりもないのに交通費などを借りて逃げた、いわゆる寸借詐欺をした罪にも問われている。

1都2府11県に出没していた

 実は、この前田被告。インターネット上では少し知られた人物だった。

鑓水航記者:

 ブログには、前田被告の写真に「詐欺師です」と書かれています。「偽名多数」「職業詐欺師です」とも書いてます

 取材班は前田被告について、ブログにつづっていた関西在住のA子さんに話を聞くことができた。A子さんは前田被告から結婚詐欺の被害に遭ったという。

被害者A子さん(50代):

 被害額は、私は450万円です。私には前田征美(まさよし)ですね。読み方は、征美(まさみ)ではなく征美(まさよし)と読むと聞いていた

 A子さんが前田被告と出会ったのは6年前の2017年1月。前田被告は電気工事会社の社長「前田征美」と名乗ったという。

被害者A子さん(50代):

 飲食店に前田被告が来たときに、私がたまたまいた。前田被告が、常連的にその店に行くようになって話をするようになって「付き合わないか?」と言われた。数年前に子どもを亡くされて、奥さんが後追い自殺をして、それからは仕事に没頭してきて「初めて付き合いたいと思う人と出会えたので、一緒にいてほしい」と言われました

当時、A子さんは離婚協議中で前田被告は「将来一緒になろう」などと猛烈に交際を迫ってきたという。

前田被告からのメール

「俺A子さん好きですよ」

「A子さんの事考えてると楽しいし、ほっこりした気持ちになります」

 A子さんは、いったんは断ったものの徐々に好意を抱き、交際をスタートさせる。

被害者A子さん(50代):

うれしかったのはうれしかった、すごく話し上手で、別に外見が魅力的なわけでもない。かっぷくのいい社長さんという感じで

 前田被告と過ごす時間が増えていったというA子さん。すると、前田被告は様々な金の悩みを打ち明けるようになったという。

被害者A子さん(50代):

 「従業員が事故に遭い違約金がかかる」とか「大きな仕事が入ることになったので、それの契約金が必要」だとか、あとは前田被告が「大腸に怪しい影ができて手術をしなければいけない」と。それで病院代を貸した

 A子さんは「必ず返す」と誓った前田被告を信じ、相談のたびに数十万円単位で現金を貸し続けたという。

被害者A子さん(50代):

 本当に好きになったので「助けたい」という一心だった。貸したお金は子どものために貯めていたお金、生命保険の貸付金で借りたお金とか。それは、前田本人も分かっている。

A子さんが前田被告に貸した金は総額450万円にのぼる。しかし交際を初めてから1年が過ぎた2018年3月14日。

前田被告からのLINE(2018年3月14日)

「おやすみ、愛してる」

「誰よりもね」

 前田被告は、この日のLINEを最後に姿を消したのだ。

被害者A子さん(50代):

「誰よりも愛してるよ」という言葉を最後にLINEが来なくなって、立ち寄り先を一生懸命探しているときに、前田が乗っていた車をたまたま駐車場で見つけた。その車を一晩中、見張った。前田が出てくると思ったが、出てきたのが女性だった。その方に「この方、知らないですか?」と(前田のことを)聞いたら、その方も1年間、前田と一緒に過ごしていて、その2日前に前田が出て行って「連絡がとれなくなった」と言った。そこで「やっぱり詐欺師だった」と気が付いた

その後、A子さんが調べたところ、前田被告の本名は「征美(まさよし)」ではなく「征美(まさみ)」だったと判明。さらに、前田被告は同じ時期にA子さん以外にも4人の女性と交際していたことも分かった。この女性たちからも金をだまし取っていたというのだ。

被害者A子さん(50代):

 前田が消えた後、何を調べても前田本人のものは無かった。名刺も嘘だったし、会社の住所も無かった。出会ったときに乗り回していた車も別の被害者に買わせていた車だった

 A子さんは警察に被害届を出そうとしたが、警察は「男女間の金の貸し借り」などとして受理しなかったという。

 被害に遭ったという翌年、A子さんはブログを開設。全国の女性たちに向けて前田被告の結婚詐欺の手口などを紹介して注意を促した。すると…。

被害者A子さん(50代):

 「私も被害に遭いました」と。「この人にだまされました」と。20人以上と連絡が取れていて、なかには1,000万円以上だまされた方がいる。被害者の多くは40~50代。これ以上、お金を出してもらえないと分かると逃げる

 A子さんが確認しただけで前田被告は「前田」のほか「正木」「樫木」「神崎」「松本」などいくつもの偽名も使い1都2府11県に出没。被害総額は5,000万円を超えているという。

 

   

 

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