東京の夜を歩く | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  東京の夜を歩く

 

 東京の夜を歩くというと、新宿や渋谷や銀座などの繁華街を歩くというイメージがありますが、ここでは違います。

 東京の住宅街のしずかな夜を歩くという意味です。

 夜、ルメと散歩します。

 夜は、本当にいいですね。

 涼しいし、人もいないので、気が楽です。

 ルメは夜に何度か散歩に出ます。

 トイレの問題がまずありますが、散歩すると、ルメの夜泣きが静まるのです。

 夜泣きや、認知症は、高齢犬の宿命です。

 しかし、夜散歩すると、顔もきりっとしまります。

 ルメと星を見上げたり、夜の木々を見上げることは日課です。

 もう無理はできませんが、ルメには楽しい時間であるようです。

 私はただ、ルメはこうした環境で生きてきて、今も生きているということを記録しているだけです。

 ルメは16歳、人間なら110歳です。

 

 

   皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。