”授業 三角構造について” | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

    授業  三角構造について

 

 いま授業で、三角構造理論を説明しています。これは私が作った理論です。

 大中小の、同じ種類の動物がいるというパターンであり、これが物語の骨格になります。

 スフィンクスの謎で、朝四本足、昼二本足、夜三本足であるのはなんだというなぞなぞがあります。

 これは赤子、おとな、老人を示しており、人間全般を指しています。

 これも三角構造です。

 

 宮崎駿さんが多用する構造ですが、わかりやすいのは、トトロでしょう。

 

  

 

 マックロクロスケにも大小があるようですね。猫バスにも大中小があります。

 

  

 

 

  

 

  下は、宮崎駿さんが大好きな絵本です。

  大中小の、動物が現れ、おなじエピソードが繰り返されます。

  3つの大中小の世界を提示することで、世界全体を捉える、いわば世界認識の方法が示されています。

 

   

 

 

皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。