老害というようなかわいいものではない
デヴィ夫人はウクライナ支援を実践していて、素晴らしいと思います。そのデヴィ夫人は、「森元首相と鈴木宗男は老害以外の何者でもない」と厳しく批判しました。森元首相と鈴木宗男はずっとロシアを称賛し、ロシアを擁護し続けているからです。ロシアの侵略戦争を支持しています。このブログでも、その問題を以前に扱っています。
デヴィ夫人の言いたいことはとてもよくわかりますし、ある意味で正しいと思います。ある意味でというのは、ちょっと違うのではと思うところもあるからです。
老害というと、いいイメージはありませんが、年をとったので頭が働かないのも当然だとか、年をとることはまあ仕方ないし変なことも言うだろうし、老人への配慮が必要だという議論を呼ぶかもしれず、ひょっとすると老人のかわいい側面も出てしまうことがあるかもしれません。とにかく悪意はないという印象が生じます。
しかし、森や鈴木の発言は、老害ではなく、したたかに損得計算に基づいた発言なので、もっとひどいのです。悪意があります。自分の利益のために国を売りわたしているからです。彼らは馬鹿ではないのです。ある意味では利口な詐欺師といってよいのです。おれの背後にはロシアがいるんだぞと威張っているやくざに近いものがあります。
なお、以下は収集した情報をもとに、仮説としてする話なので、完全に事実だというつもりはありません。
さて、以前は年に1500万円の報酬だったようですが、今は3千万円ぐらいなのでしょうか。議員だともっと金額が上がるのでしょう。とにかくそうした金額の金をロシアからもらって、彼らはロシアのスパイになっているようです。ロシアのために発言をすると、お金がもらえます。ロシアがそういうスパイを求めていて(いつもそうです)、佐藤優氏などに話を持ち掛けていたことが分かっています。佐藤氏のところに話が行くということは、鈴木と森のところにももちろん行くのです。佐藤氏はスパイ就任を断ったと証言しています。鈴木と森は、そういう話を断ったと明言していません。彼らなら即座に引き受けると思われますが、いかがでしょうか。
彼らは老害ではなく、しっかりと金のためだと認識して発言しており、計算ができています。彼らは狡猾です。ロシアのためでもなく、もちろん日本のためでもなく、自分のためだけに発言しています。金のためです。これは知っておいた方がいい事実だと思います。背後に深い哲学や世界観や思想があるわけではありません。詐欺の欲望があるだけです。状況証拠を集めると、そういわざるを得ないのです。
ロシアとしては、これだけ詐欺師たちにロシア寄りの発言をしてもらって、いつも日本の報道面をにぎわしているので、十分に元がとれたと、にやにやしていることでしょう。騙される読者もけっこういるからです。
ロシアだけではなく、同様のケースがたくさんあり、ハニートラップも盛んで、日本はスパイ天国だと言われます。かなり以前の話ですが、日本の外交官から、外務省は注意を呼び掛けているけれど、これまで100パーセントの確立で外交官はみんなやられたという話を直接聞いたことがあります。嘘だとは思えませんでした。
独裁者のいる国は特に、スパイの世界はものすごく厳しい弱肉強食の世界であるようで、国家の命運をかけた仕事をしており、日本の平和ボケのひとたちには、たちうちできないようです。
報道を引用します。
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デヴィ夫人「老害以外の何者でもない」森元首相と鈴木宗男氏を非難 ウクライナから帰国 1/28(土) 18:29配信 デイリースポーツ
ロシアと戦争中のウクライナの首都、キーウなどを訪れたタレントのデヴィ夫人が27日、ツイッターを新規投稿。帰国したことを報告するとともに、森喜朗元首相と日本維新の会の鈴木宗男衆院議員を「老害以外の何者でもない」と強く非難した。
日本時間24日に、支援物資を届けるためにウクライナに滞在中であることをインスタグラムで明かしていたデヴィ夫人はこの日、「ウクライナより無事帰国。」とつづった。
その上で「森元首相と鈴木宗男は老害以外の何者でもない。プーチンと写真を撮ったから”トモダチの国”を非難するな、自分が日露の外交を拓いたから、と馬鹿を言う。ロシアの公船が津軽海峡付近の太平洋に出没している非常時に。世界情勢を知らない者達が巣食うから日本は遅れを取るのだ。」と強い言葉でいさめた。
森元首相は25日の日印協会の式典で「こんなにウクライナに力入れちゃって良いのかなあと…」「ロシアが負けるということは、まず考えられない」と日本のウクライナ支援に疑問を投げかけた。 また宗男氏は、ブログでロシア擁護の姿勢を見せ、ウクライナ側からの停戦を呼びかけている。
皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。
いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。
