中国でコロナウイルスの新しい変異体か | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  中国でコロナウイルスの新しい変異体か

 

 コロナウイルスは次々と変異体を作り出すので、数億人が感染した中国で、変異体が出るのは当たり前の話です。

 そもそも武漢ウイルスが変異体です。

 この頃、中国で舌が黒くなる、顔が真っ黒になるという症状が出ており、新しい変異体ではないのかという意見が出ています。医学界は不誠実であり、どこでもすぐに隠そうとしますので、「専門家」の言うことは信用できません(下の注にあげますが、もちろん誠実な医師も存在します)。

 下にまとめの報道記事を引用します。この新聞社は正確な報道をするわけではありませんが、中国の動向に関しては、日本のメディアよりも敏感ですので、写真なども参考にしうるでしょう。

 とにかく中国では、ものすごい数のコロナ感染者が生じており、死者も信じられない数に達していることは事実です。それは日本にとって、他人ごとではないのです。

 

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舌黒くなった中国人、新たな変異株か…韓国専門家の見解

12/27(火) 10:11配信 中央日報日本語版

 

 中国で新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)陽性判定後、舌が黒くなるなどの異常症状が発見され、新型の変異株の出現に対する懸念が高まっていることについて、専門家が「新型コロナ感染後、まれに見られる症状」との見方を示した。

 ソウル白(ペク)病院家庭医学科のキム・ギョンウ教授は26日、YTNとのインタビューで「新型コロナの変異による症状というよりは、あまり現れない、まれに見られる症状と解釈できる」と述べた。

 キム教授は「既存の新型コロナの感染について、人によって現れる症状が異なる場合があるが、よくある症状は発熱や咳だが、まれなケースでは舌で上皮細胞が過度に成長し、そこに細菌感染などが生じて黒くなったり、皮膚にヘルペスのように水疱ができて皮膚疾患が生じるなど、このようにまれな症状として出てくることもある」と説明した。(中略)

 

  

 中国のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の微博(ウェイボー)には安徽省在住の女性の動画が公開された。

 この女性は新型コロナ陽性判定を受けた後、高熱、喉の渇き、嘔吐、下痢の症状を見せた。陽性診断から4日目になると、急激に痩せて唇と顔の皮膚が剥がれ、顔が真っ黒になった。

 同メディアは「このような症状が相次いで発見されたことを受け、中国ネットユーザーの間で『オミクロン株が中国で拡散する過程で新たな変異株が出現した』という憂慮が提起されている」と伝えた。

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 なお、ここで私が注をしておきますが、コロナウイルスで顔などが黒くなる症状は前から出ています。2020年、中国で新型コロナウイルス感染者の治療にあたっていた医師が死亡し、当局の新型ウイルス対応に批判が集まったことがあります。

 胡衛鋒医師は、武漢中心医院の泌尿器科医で、同医院はCOVID-19が最初に確認された病院です。胡氏はそこで、患者の治療にあたっていましたが、中国におけるウイルス大流行が始まって間もない1月、感染し、4カ月にわたって闘病しましたが、6月2日に死去しました。治療中、「肝機能障害によって」皮膚が黒くなったといわれます。しかし原因ははっきりしていません。胡医師の同僚の心臓医、易凡医師も感染して顔が黒くなりました。

武漢の医師、新型ウイルスで数カ月闘病し死亡 SNSで当局に怒りの声 - BBCニュース

 しかし今回の、顔の皮がむけて黒くなるとか、下が黒くなるという症状は別物であるように見えます。新しい変異体である可能性は否定できません。

 

     

 

 

   

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