今日の授業 笑われた子 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  今日の授業 笑われた子

 

 作品の構造が類似している場合を考えてきました。

 「バンビ」と「もののけ姫」、「風の谷のナウシカ」と「白雪姫」などを比較しました。

 さて、横光利一「笑われた子」では、夢が問題になります。

 夢をどう扱えばいいのでしょうか。

 夢を扱う時は、参照すべき作品があります。

 夏目漱石の「夢十夜」です。

 横光は中学生の時、漱石を愛読していました。

 吉の見た夢には、「夢十夜」の第十夜と、同じ構造が見られます。

 

 

 

 

 

 

  皆様のご健康をお祈りいたします。

    そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。