今日の授業 太宰治「走れメロス」 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  今日の授業 太宰治「走れメロス」

 今日は「走れメロス」の分析です。

 「走れメロス」にはたくさんうそが書かれています。

 教科書にのる作品なのに、嘘が多いのはどうなのでしょうか。

 メロスはのん気で真面目で正直者です。

 メロスは短剣を持っています。いつから持っていたのでしょうか?いつも持っているのでしょうか?

 さっき買ったのでしょうか?買ったと書いてありましたか?いったいどこから剣が出てきたのでしょうか。剣とナイフは違います。平和主義者なのになぜ剣があるのでしょう?

 羊飼いは剣を持っていません。

 江戸時代の日本でも、農民は刀を差していませんね。

 

 

 

 皆様のご健康をお祈りいたします。

    そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

    いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。