明快なメッセージ 日本人の貢献に対して忘れぬ感謝 台湾
台湾の政治家には明快なメッセージがありますね。メッセージがあることは素晴らしいことです。そして、言うまでもなく、礼節を尽くすという姿勢があります。
「読売新聞」の記事を見てみましょう。
台湾で日本統治時代の水利施設築造100年で記念式典…蔡英文総統「台湾との友情の証し」
2022/07/23 17:23
【屏東(台湾南部)=鈴木隆弘】台湾南部・屏東県で23日、日本統治時代の土木技師・鳥居信平(静岡県出身)が手がけた水利施設「二峰セン(にほうしゅう)」の築造100年を記念した式典が開かれた。蔡英文(ツァイインウェン)総統らが出席し、鳥居の功績をたたえた。
鳥居は、地下に止水壁を設けて伏流水を集める水利施設を造り、1日最大25万トンの用水を確保した。干害が頻発する土地は豊かな農地に生まれ変わり、栽培されたサトウキビで製糖業が盛んになった。現在も農業、工業、生活用水に利用され、地域を支えている。
式典で蔡氏は「壮大な水利プロジェクトは、農業発展の手本になっただけでなく、台湾と日本の友情の証しでもある」と述べた。
みんな、ちゃんとマスクをしていますね。
ここで「産経新聞」の5月の記事も見ておきましょう。
日本人技師、八田與一の命日に台湾で慰霊祭
2022/5/8 18:41
日本統治時代に台湾南部・台南市の烏山頭ダムを中心とする大規模な水利施設の建設を主導した金沢市出身の日本人技師、八田與一(1886~1942年)の慰霊祭が命日の8日、同ダム付近にある墓で行われた。今年は没後80年に当たる。
頼清徳副総統は「八田氏の精神を受け継ぎ水利施設を一層広げ、農業や工業の発展を進めていく」と強調。また、八田の偉業を広めてきたことで日台の交流が深まったとして「台日の友人関係を一層深化させ、国際社会の諸問題に対応していきたい」と期待を込めた。
台湾在住の八田の親族は「多くの自然災害にかかわらず水利施設を大切に守ってくれた」と台湾側に謝意を表明した。式典には日台の関係者約200人が参加した。(共同)
頼清徳副総統はマスクをしています。安倍元首相の葬儀に参列してくれました。礼をつくしていただき、ありがたいことです。
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