窓の外を見るとそこに | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 

  窓の外を見るとそこに

 

 

 私は全身全霊で授業をするので、一つの授業が終わるとくたくたになります。

 研究室でしばらく気を失っていることも多いです。

 今日も授業の後、くたくたになって、深いため息をつきながら、研究室のあるビルでエレベーターをおりて、ふとエレベーターホールの窓の外を見ると、そこに……

 白い龍がいました。

 龍はやさしく笑いながら、うなずいて見せました。

 私にエールを送るように。

 私はあわててスマホで写真を撮りました。

 あまりうまくとれていませんが、白い龍に感謝を込めて、ここに掲載します。