本人に確認した話 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

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作家の日置俊次(ひおきしゅんじ)が、小説や短歌について語ります。
粒あんが好きですが、こしあんも好きです。

 これはその本人から聞いた話、本人に確認した話です。私のメールにすべて記録が残っています。

 

 古ぼけた倉庫のようなところを間借りして、一人で出版社をやっている男がいます。

 

 出版社といっても、その陰で本業として不動産投資などをしています。

 

 「不動産と出版は相性がいい」というのが、その口癖です。税金をゴマかしたり、財産をごまかすのにいいのでしょうか。私にはその真意はわかりません。

 

 口を開けば嘘が出てきます。よくこれだけ嘘が出てくるなというぐらい嘘が出てきます。

 

 例えばまわりに不動産投資の指導をしているが、不動産投資などしたことがないとか、平気で言います。カモになっている被害者がいるようです。

 

 この人の奥様は、その嘘に苦しめられて自殺しました。

 

 奥様が自殺した後、この男は、商売しやすくなったと漏らしました。

 

 この奥様の残した言葉があります。

 

 夫に対して言った言葉です。

 

 「あなたは、銭の勘定は得意だけれど、ひとの感情は踏みにじる。」

 

 金と利益のことばかり優先して、ひとの感情は踏みにじって平気だという意味です。魂の叫びだと思います。

 

 この話を思い出すたびに、ウクライナを苦しめているプーチンを考えます。

 

 プーチンは利益のためなら、平気で嘘をつくし、人をだまし、殺してしまう詐欺師です。

 

      

    

 ※ルメと神社に詣でると、光のベールのようなものが下りてくることがあります。ウクライナの皆様のご無事と平安をお祈りいたします。