それでも、外来種のブラックバスを勝手に放流してはいけない

 

 みなさま、お元気ですか。最近、私の周囲で、いわゆる「ブラックバス事件」という出来事がありました。最初はあまりにも唐突で、正直なところ、何が起きているのか理解するのに時間がかかりました。

 私は特定の個人を批判したわけではありません。フェイスブックで拝見した、くさひろさんの動画の内容に触れながら、「ブラックバスの放流はしてはいけない」「違法な放流は地域の自然環境を壊してしまう」という、ごく基本的なことをブログに書いただけです。

 ところが、それに対して、あるひとから非常に感情的な反応が返ってきました。中傷する言葉を並べ、攻撃的な表現を続ける内容で、私としては驚きを覚えました。このひとは、私が間違っていると決めつけて、バカとかマヌケとかアホといった言葉を繰り返しています。ブログでは「血の池地獄で、実に下品」「豚やお猿さんに、真珠を投げてやると、噛み付いてくる」「不法を働く者どもよ、行ってしまえ」といった言葉を発表しています。そして自分が猿に足を引っ張られている被害者だという内容の話をしています。

 しかし、どのような反応があったとしても、私は同じことを繰り返し述べます。趣味の釣り目的でブラックバスを無断放流することは許される行為ではありません。地域の生態系に大きな影響を与えるからです。不法を働く者というのは、こういう勝手な放流をする人のことでしょう。

 私の主張は特別な思想ではなく、多くの場所で共有されている常識といっていい認識であり、もちろん法律でもしっかりと禁止されていることです。

 私自身、長年にわたり、都内の大きな公園の池を毎日のように観察してきました。愛犬との散歩を通じて、自然に水辺の変化を見る毎日を繰り返したのです。そこではブラックバスやブルーギル、アメリカザリガニ、ミシシッピーアカミミガメ、ウシガエルなどが継続的な駆除対象となっていました。地域の自然環境を守るために、多くの人が地道な努力を続けているのです。釣り文化については、さまざまな意見があるでしょう。しかし、ここはもともと釣り禁止の場所です。しかしルアー釣りに来るものがいます。自分のためにブラックバスを放流することは、不法行為であり、どれだけ私が脅迫されようとも、認められる話ではありません。

 この人はくさひろさんのことも「農家ってのは、重度にアホ」という論調で侮蔑を繰り返しています。私は日頃からくさひろさんに学ばせていただいています。中山間地域で農業を営みながら、川や自然環境の維持に深く関わっている方です。子供の頃から故郷の川を大切にしており、漁業権もお持ちです。土地の自然を長く見つめてきた人の言葉には、やはり重みがあります。「同じ人間のやることだろうか」というくさひろさんの言葉には、深い思いと悲しみが込められています。

 私は感情的な応酬をするつもりはありません。ただ、生態系を守ることの大切さについては、これからも静かに、しかし変わらず発信していこうと思っています。

 みなさまはどうお考えでしょうか。

 

 

     ↑動画リンクです

 

 

ブラックバス放流が自然破壊。違法行為。

 ★みなさまの幸せをお祈りいたします。

 

 

次の記事もご覧ください。

 

ブラックバスに対する意見の相違について 放流が法律で禁止されている事実は事実のままです | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

  ブラックバスに関する意見の相違について

 

 みなさま、お元気ですか。

 ある人が私の名前をブログに出して名指しで批判しており、要するにブラックバスに関して何か気に入らないことがあったという話のようです。まず最初は、私が記事の中で、伊東市の元市長をブラックバスにたとえたことが気に入らなかったという話でした。ブラックバスが迷惑をこうむるということでしたので、その点についてははっきりコメントに謝罪しました。この方はブラックバスを神のようにあがめておられるようです。それは一種の宗教に近いように見受けられます。また、私のブラックバスに関する記事にコメントしたのに、私がそれにすぐ回答しなかったということが、問題にされていました。忙しくて私はそのコメントを見ていなかったので、それも謝罪しました。それで私は問題は終わったと思っていました。

 まず、コメントへの返答について書いておきます。私はブログやフェイスブックを記録用に用いており、いつも記録していきますので、コメントがあったとしても、多くの記事に埋もれてしまいます。そのため、コメントはあまり見ていません。とくに4月5月は勤務先が新学期で、しかも今年は教育システムの大きな変更があり、多忙を極めていますので、いつでも記事にコメントをしたら、すぐ返事が来るというような期待には応えられません。ブログはそのためコメント禁止にしてあります。もしも、何でもすぐに返信があるだろうと考えてコメントをいただいたとしても、おそらくこちらが気が付きません。メッセンジャーというようなものもほとんど扱わないのでよくわかりません。これは不器用な私のフェイスブック等の利用法としてご理解いただきたい点です。

 私が謝罪しているにもかかわらず、この方は、私の記事の公開コメントに、「初めてメールで会った時、アナタは「私に、三島由紀夫の話はするな!」「俺は文学者だぞ!」と私にヌカシタが………」と書かれていますが、私がよく知らない方に「~するな!」とか「俺は~だぞ!」などという無礼な言葉遣いをするはずはありません。同じ文章に「オマエのOSは、重度にアホじゃ!!!!怒!!!!」といった私に対する中傷が数えきれないほど行われていますが、これはそのひと自身の話し方の癖であり、このような乱暴な言葉遣いは、私はしません。

 また同様にして、私がバラを育てているというブログ記事に公開コメントがあり、「愛でておられる植物も外来種であり、園芸種が環境破壊することは周知の事。」という批判があり、バラは外来種でブラックバスも外来種だから、ブラックバスはいいのだという論理を展開しておられます。この方は自分のブログでも、私を批判して、私の育ててている外来種のバラが種を飛ばして環境破壊をしているという内容のコメントのやり取りがあります。

 しかし、まず基本的な思い違いですが、バラというものは外来種ではありません。また園芸品種のバラが風に種を飛ばして増えるなどという夢物語は、タンポポと区別がついていないのではないでしょうか。そんな簡単に増えてくれればわれわれバラの園芸家に苦労はありません。増えるどころか、毎日、枯れることのないように必死に世話をしているのです。

 また外来種ではないバラが、庭の鉢うえで育てると、環境破壊をするという話には根拠がありません。庭にバラを植えるなというのですが、要するに、この方は釣りが好きで、ブラックバスを増やしたいので、そんな攻撃をなさっているらしいです。

 また、この方から私のメッセンジャーに届いた文章に、次のような言葉があります。

 

「アンタは、私と知り合ってから、私のバス釣りの記事にも、ホボ100%「いいね」押していますゼ!!!」「そんなアンタが、何で急に、反旗翻すかな……バス嫌い…と言う話です…………大嘆」「このメッセンジャーを書いてる間に、まだ、たたみかけていた…このバカ!!!怒!!!」「マヌケ…………大嘆……………大悲…………アンタの人生、きっと、何度も同じ事、繰り返してんだろ………嘆」「たしか、離婚もされてますよね……?(中略)そんな時も、常に「オレの方が、常に正しいんだ!」と思っていませんか????」「私の親友の女性は「大学の教授なんて思想的に重度にカタワ!だから、(中略)傷付く事はない!」とまで言われました…」

 

 これはほんの一部の引用であり、こうしたバカとかマヌケとかアホとかカタワといった言葉がずっと並んでいるのです。まず、この方と知り合ったと言っても、メールなどでやりとりをしただけで、実際にお会いしたことはありませんし、電話などで話したこともありません。フェイスブックでも「友達」ではありませんし、フォローもしていません。バカとかマヌケとかアホとかカタワといわれる理由が不明です。

 この方はブラックバスを釣るのが好きで、私がブラックバス釣りを否定していると思い込んで、傷ついて怒っているようです。私はブラックバスを釣ることについて、初めから反対意見はありません。もちろん放流やリリースは厳禁ですが、どんどん釣っていいと思います。たとえばニジマスも鯉も釣っていいと思います。マナーを守るなら釣りはよいものです。駆除対象となっている魚を釣ること自体には問題はありません。ルアーの美学というものも、とても深いものがあると思います。釣ってはいけないというような話をだれがしたのでしょうか。若い人は知らないかもしれませんが、私は「釣りキチ三平」という漫画を読んで育った世代であり、釣りを楽しんで育った子供であり、釣りには武道に近い美学があるというように理解しています。

 また、この方はブラックバスと全く関係がないところで、私が離婚しているからだめだとか、自分だけが正しいと思っているという類の批判を展開しておられますが、私は一度も離婚しておりません。根拠のない発言です。他者のプライバシーをもちだして作り話をして傷つける行為に、なぜ私が答えなければならないのでしょうか? 

 また、職業柄、徹底して自己検証、自己批判をしないと学術論文というものは書けないのです。私は自分が常に正しいなどと思っていませんし、それは不可能です。いったいどこからそのような発想がでてくるのでしょうか。

 とにかく、これまでブラックバスに関する話で、私はこの方を批判したことはありません。私が反対しているのは、「釣り目的で個人がブラックバスを川や池に放流すること」です。どうしてそのささやかな発言を、誹謗中傷やデマで阻止しようとするのでしょうか。よほど後ろめたいことでもあるのでしょうか。まさかこの方が法を破って、放流しているわけではないと思います。

 この方は重要な思想家であり、天才写真家でいらっしゃるので、私はその著書を尊敬しております。依頼をうけて、帯文や広告文を書いたり、宣伝に名前を使ってもらったり、広告掲載のために私の大学教授の肩書を使ってもらったり、裁判に協力して書類を作成したり、依頼を受けた場合、すべて無償でさまざまなお手伝いをしています。

 ただし、だれであっても、度を越えた誤謬がいくつもある場合、訂正や謝罪が必要でしょう。鯉とブラックバスは歴史的背景が違うということ、ブラックバスとニジマスは生態が違うということ、ブラックバスは広範囲で無限増殖してしまい、生態系を破壊してしまうこと、絶対に勝手な放流はしてはならないことなどは、否定できない生態学的事実として私が述べておく必要があります。最近の若者はそうした事情を知らないので、無批判に嘘を信じてしまっては大変です。それで大まかな文章をブログにまとめているわけです。私のささやかなブログの読者は私の教え子の若い学生が多いのです。

 学術的・歴史的な事実を述べておかないと、例えば「バラが風に種を飛ばして外来種としての悪さをする」というようなありえない風評被害が蔓延してしまいます。とくに、重要な思想家であり、鋭利な自然観察の力を持つ写真家の方が、思い込みと想像で事実ではないことを述べておられるわけで、周りはそれを信じてしまう可能性が高いです。そこは、やはり私のブログなどでもう少し正確で常識的な情報を若い人に提供しておくべきであると考えます。

 私のブラックバスに関する記事は、あくまでも一般的、学術的な意見の表明であり、誰かに対する人格攻撃などではありません。そもそも私は一般の読者に対して話しかけており、特定の人の名前を出しておりません。

 なおこの方が、私のニジマスの記述が間違っているからだめだという指摘をしているのですが、実はその方が間違えておられるので、少しその誤りについて触れておきたいと思います。この方はニジマスは野生化していると指摘しています。だからニジマスとブラックバスは同じで、ニジマスがいいなら、ブラックバスもいいのだと主張されているようです。

 私の記事の中では、私は、おおまかに、一般的な事実を要約して述べています。それは前提としてはっきり記述してあります。それぞれの生物について詳しく話はしていません。また、私は記事の中で、ニジマスが野生化しないなどと一言も言っておりません。

 現在の学術的知見では、ニジマスの野生化はかなり限定的であり、ニジマスは基本的に放流に頼って数を維持していると私は述べています。そこに間違いはありません。

 まずニジマスは低水温を好むため、本州(北海道以外)では基本的に自然繁殖は極めて限定的です。ほとんどの個体は放流によるものです。放流が続けられている主な理由も、「自然繁殖ができない・定着しにくい」ので生態系への影響が比較的抑えられやすいと見なされている点にあります。

 ここが非常に重要なポイントです。ブラックバスとは違うのです。

 ただし導入から150年ほどたっており、限定的に野生化の例が存在していることは当然でしょう。特にかなり低水温の地域では、それが可能となりつつあります。

 低水温地域といえば北海道です。北海道では、多くの河川で自然繁殖・野生化が進んでいるというのが現状でしょう。放流がなくても自立した個体群が存在しているといわれています。すべての地域でそうなのではありませんが、上流域や条件の良い冷たい水の環境では、野生化が観察され、観光資源としても扱われることがあるようです。

 ニジマスは外来生物法で「要注意外来生物(産業管理外来種)」に指定されています。釣り資源として人気がある一方、在来種への影響(捕食・競合)が懸念されるため、密放流は問題視されています。

 北海道では、例えばニジマスによるイトウ(絶滅危惧種)への影響、オショロコマなどの在来サケ科魚類への影響が懸念されています。

 ニジマスは活発で敏捷で生命力もとても強いので、もしこれ以上野生化が進めば、手の打ちようがなくなる可能性は高いです。

 しかし、全国的に見て、まだ生息域が渓流などに限られており、本州では、野生化が一般化していません。まだ生態系への影響は限定的であるということができます。本州では放流を完全にやめれば、個体数を激減させることが可能です。しかし、いずれにしても管理を強化すべきであることは間違いありません。生態系を守るさらなる努力が必要でしょう。この話は、いずれにしても、外来種はなんでも受け入れていいという結論には結びつきません。またそもそもブラックバスを放流してもいいという話とは関連がありません。ブラックバスはブラックバスとして考察する必要があります。

 私が書いた記事の中で私が結論として述べていることを引用の形で、もう一度下に記します。

 

 また私がここで述べているのは、「生態系に回復不能な影響を与える行為は慎重であるべきだ」という、生態学の基本原則にすぎません。非常に単純な、常識に類する話です。

 

 以上、引用です。私がくりかえし述べていることは、法律で禁じられている通り、釣り目的によるブラックバスの放流はいけないことであるという点です。

 これはどのように反論されても、いけないことです。私だけがそう考えているのではなく、私は当たり前のことを述べているだけです。それを否定する人は、おそらく違法な放流をしている人だろうと思われます。それは犯罪です。

 もちろん違法であることをのぞけば、意見の相違というものは学会ではよくある話です。しかし、それが人格攻撃の原因となることは考えられませんし、完全なルール違反です。私の側の誤りがあれば謝罪すべきところは謝罪しますが、根拠のない人格攻撃は、それだけで犯罪行為です。そもそもブラックバスの生態を私が述べただけで、突然バカとかマヌケとかアホとかカタワなどといったしつこい人格攻撃をされるという話は、考えもしなかった異常な出来事です。

 

 以上、これは一般の方に向かって、なるべく誤解がないように、大まかな事実を申し上げています。いま、このような「ブラックバス事件(デマと中傷)」が起こっていますが、私をどう否定しようとも、釣り目的でブラックバスを放流できるわけではありませんし、生態系のバランスを破壊することはいけないことです。時間がないこともあり、くわしい事情を省略しているので、事実がややわかりにくいかと思います。下に引用しているリンクから参考記事をお読みいただけると幸いです。

 とにかく、私のブログ記事は、常に、「みなさま、お元気ですか」という、一般のみなさまへの呼びかけで始まっています。ブラックバス放流による歴史的な被害についても、これまでのブログで明らかにしています。皆さまはどうお考えになりますか。

 

 なおこの記事の前提となっている、次の記事をお読みいただければ幸いです。

外来種の魚について──生態系の声に耳を澄ませる 回復不能な事態とならないように | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

ブラックバスが教えてくれる、日本の自然の生態系バランスの重要さ 被害は回復できない | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

ピンクのバラのクローズアップ

 

皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

      いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

  外来種の魚について──生態系の声に耳を澄ませる

 

 みなさま、お元気でしょうか。

 これまで外来種の魚についてこのブログに考察を書きつづけてきましたが、ここで一度、科学的・歴史的な観点から要点を整理しておきたいと思います。

 

 まず、「あなたは外来種であるバラを育てているのだから、ブラックバスも同じ外来種であるので、放流しているのとおなじことではないか」というご意見についてです。薔薇を庭で育てることとブラックバスの放流ということですが、これは、生態学的にも園芸学的にも成立しない比較です。

 

 現在、私が庭で育てている園芸バラは、日本原産のノイバラ(Rosa multiflora)やテリハノイバラ(Rosa wichuraiana)を基礎にして品種改良されてきた植物群です。

 つまり、バラは単純な「外来種」ではなく、長い歴史の中で日本の原産の種類を用いて、また日本の風土とともに育まれ、人の手で繊細に管理されてきた園芸植物です。自然に逸出して在来種を駆逐する性質はなく、むしろ手を離せばすぐに弱ってしまう、また枯れてしまう種類です。しかも私が、自分の狭い庭で鉢うえでバラを育てていることと、日本のあちこちの川や湖などに自分の楽しみのために放流して無限増殖させるという行為は、まったく規模や性質が違います。

 

 次に、「鯉も外来種なのだからブラックバスと同じではないか」という指摘についてお答えします。

 鯉は確かに外来起源の可能性が指摘されていますが、千年以上にわたり日本の水域で定着し、文化の中にも深く根づいた古来移入種(古外来種)です。これを単純に外来種と呼ぶことには無理があります。

 鯉のぼり、絵画、文学、そして緋鯉、錦鯉の鑑賞文化──これらは、鯉が日本社会に受容されてきた証です。鯉は管理されてきました。

 生態学的にも、鯉は底泥を攪拌して水質に影響を与えることはありますが、捕食によって在来生物群集を壊滅させる性質は持っていません。

 

 これに対し、ブラックバス(オオクチバス・コクチバス)は、高い捕食圧があり、広い環境適応性があり、強力な繁殖力を併せ持つ外来捕食魚であり、在来魚類・両生類・水生昆虫に深刻な影響を与えることが科学的に繰り返し確認されています。この事実は覆りません。

 日本各地で、ブラックバスの定着後に在来魚類が激減した事例は数多く報告されており、枚挙にいとまがありません。生態系に壊滅的で不可逆的な変化をもたらすことこそが問題の核心です。

 日本の生態系には、こうした外来種を受け入れる力がないのです。何万年という進化の過程で、この種の存在を想定していなかったからです。

 

 また、「ニジマスも外来魚だからブラックバスも許されるべきだ」という意見についてお答えします。ニジマスは冷水域に限定され、自然繁殖がほぼ不可能であるため、影響範囲は限定的です。計画的放流をやめれば数は減ります。また食物連鎖の頂点に君臨する力はありません。これまで約150年の管理の積み重ねがあり、食量資源として定着しています。ブラックバスとは、生態学的性質が異なります。

 

 以上の点から、「おまえはバラを育てているのだからブラックバスの放流も許されるべきだ」「鯉もニジマスもブラックバスと同じだ」という主張は、感情的な思い付きに過ぎず、論理的に比較として成立しません。

 

 また私がここで述べているのは、「生態系に回復不能な影響を与える行為は慎重であるべきだ」という、生態学の基本原則にすぎません。非常に単純な、常識に類する話です。

 

 またこの論では直接関係はありませんが、釣りという伝統的な文化そのものを否定するつもりはありません。釣りはとても大切で、きわめて深い世界を持つ文化であり、とても貴重であると思います。私も釣りをして育ちました。釣り人は詩人であることが多いと思います。しかしそれだけに、自然破壊をする釣り人、マナー違反の釣り人は、論外であると思います。

 ブラックバスは外来種の中でも「放流してはならない種類」であり、これまで各地で大きな被害を受けた人々が多数存在し、ブラックバスを憎んでいるという事実だけを、ここで静かに記しておきます。またこれも事実として常識的な話をしますが、生物の移動に関しては、その生物の種類によって、対応を変えていくことが必要であり、対策や徹底的な駆除が必要なのです。

 

 最後に、これは比喩として書き添えますが、外国人の受け入れ問題に関する考察です。どの社会にも、受け入れるべき人々と、受け入れてはならない人々が存在します。そこはよく考えなければならず、ヨーロッパにおける破滅的な先例からしっかり学ぶべきです。日本は、これから日本が滅びないように、必要な選択をすべきです。

 外国から無制限に受け入れをすると、比喩的にいえば、生態系の破壊と同じ結果をもたらします。

 この点については、これまでのブログ記事をご参照ください。

 

 なお、この記事に関しては、ただ基本的な「事実」だけを要約して申し上げているのであり、時間の無駄となる議論には対応できません。

 

 

ピンクのバラがレンガに寄り添う

 

次の記事をお読みください。

外来魚についての考察 ニジマスについて | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

ブラックバスが教えてくれる、日本の自然の生態系バランスの重要さ 被害は回復できない | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

演出されたイメージに騙されないで事実を見つめる 外来種の魚をめぐる考察 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

 

皆様のご健康をお祈りいたします。

   そして皆様に、すばらしい幸運や喜びがやってきますように。

      いつもブログを読んでくださり、ありがとうございます。

 

  春の花たちとの会話

 

 みなさま、お元気ですか。

 これまで春に咲いている花たちと、話をしながら過ごしてきました。

 春といっても、初春から初夏に近い時期までいろいろありますが、いくつか写真を掲載します。

 サンシュユ、ウメ、ツツジ、ビオラ、ガーデンシクラメン、サトザクラ、アジュガ、バラ(クイーンエリザベス)、バラ(アンクルウオルター)、ドクダミです。

 うちの庭の花と、公園の花です。

 庭の花には、いつも話をしながら、水をあげています。

 植物がいちばん喜ぶのは、話をすることです。しばらく話しかけるのを忘れてしまい、花が枯れてしまったこともあります。

 今は、庭ではラベンダーが咲き始めていますし、アジサイが蕾をつけています。これからしばらく花の季節は続くと思います。ビオラとシクラメンを除けば、冬は多く沈黙の期間でしたが、これからはにぎやかな会話が続きそうです。また去年の秋から咲き誇ってきたビオラとシクラメンは、徐々に花を閉じていくことでしょう。いまから秋の準備を始めなければなりません。

 

 

サンシュユの花と古木

 

 

春の花、ウメの白い花

 

 

ピンクと白のツツジの花々

 

 

色とりどりのビオラとパンジーの寄せ植え

 

 

ピンクのシクラメンとパンジーの寄せ植え

 

 

サトザクラのピンクの花と緑の葉

 

 

アジュガ:春の花たちとの会話

 

 

ピンクのバラ(クイーンエリザベス)

 

 

鮮やかな赤いバラ、アンクルウオルター

 

 

ドクダミの花と緑の葉

 

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

   いつもブログを訪れてくださり、ありがとうございます。

 

  外来魚についての考察 ニジマスについて

 

 みなさま、お元気ですか。

 外来魚について、考察をしていますが、ブラックバスがいけないなら、バラも外来植物ではないのかとか、ブラックバスがいけないなら、ニジマスだって外来魚だからいけないではないかという意見が寄せられています。これは感情的な意見であり、調査研究から出てきた考えではないようです。そのため、もう少しだけ、「事実」を書いておきたいと思います。バラについては、そもそも魚類ではなく、外来種でもないことはほかの記事ですでに説明していますので、今日はニジマスについて話をします。

 

 日本の川で見かけるこのニジマスは、昔からそこにいたようにも感じられますし、見た目もイワナやヤマメなどと似ています。しかし確かに外来種です。もともとは北アメリカ原産で、明治10年代に食用や養殖の目的で日本に持ち込まれました。その後、150年ほどの長い年月をかけて、各地の渓流や管理釣り場などに定着しています。

 ただ、「外来魚」と聞いて多くの人が思い浮かべるブラックバスとは、同じようには語れない存在です。ニジマスはブラックバスとは違い、管理されないと基本的に死に絶えてしまいます。日本では、ひとの管理下にある魚です。

 まず、ニジマスは生息できる環境がかなり限られています。冷たい水を好むため、主に山間部の渓流や水温の低い水のきれいな湖などにしか定着できません。この点は、イワナやヤマメに似ていますね。ブラックバスのように、あらゆる水域に広がっていける魚ではないのです。

 また、日本の自然環境では、ニジマスの自然産卵はほとんど成立しません。産卵には水温や流れ、川底の状態など、細かな条件が必要になるためです。そのため、現在見られる個体のほとんどは放流魚に依存しており、人の手によって数が維持されているのが実情です。ブラックバスのように、環境が合えば爆発的に繁殖するという性質は、ニジマスにはまず見られません。

 一方でブラックバスは、強力な繁殖力を持ち、温暖な水域でも生きられるため、全国の池や川、湖にすぐ広がりやすい魚です。この違いは決定的に大きいのです。

 もちろん、ニジマスも捕食性の魚であり、小魚や水生昆虫を食べます。在来魚との競合が起こる場合もあります。しかし、捕食によって在来魚を食い尽くし、圧倒的に支配してしまうような状況は、少なくとも広い範囲では確認されていません。影響が全くないとは言えませんが、その広がり方や強さは限定的です。とにかく活動できる水域が限られているのです。

 こうして考えてみると、同じ外来魚でも、その性質や環境への影響は大きく異なるわけです。ニジマスは、人の管理と結びつきながら、長い時間をかけて日本の自然や暮らしの中に入り込んできた存在です。食材としても定着しています。ただ、管理や放流を完全にやめてしまえば、その数はみるみる減少していくと思われます。在来魚であるイワナやヤマメは、日本の渓流環境に適応しているため、水温、流れの速さ、川底の砂利構造といった条件が合いやすく、自然の中で安定して繁殖できます。これは何万年もかけて日本の自然の中で進化してきたためです。そこが違うわけです。

 渓流で見かけるニジマスの姿には、単なる「外来種」という言葉だけでは言い表せない、複雑な背景があるのです。私は山国で育ちましたが、渓流に行くと、ニジマスの釣り堀などがあり、また川に放流してニジマスの釣り大会なども頻繁にありました。よく塩焼きにして食べました。とても馴染みのある魚です。

 ここ数十年の間に爆発的に増えたブラックバスとは、歴史が違いますし、性質も違います。面倒を見るのをやめれば枯れてしまうバラや、放流をやめればいなくなってしまうニジマスなどと、爆発的な増殖力を持って広範囲の生態系に壊滅的な打撃を与えるブラックバスとは、はっきり分けて考えなければなりません。すべてをひとくくりにして、受け入れるのか、拒絶するのかという話ではありません。外国のものを導入する際には、危険性を見極めて、取捨選択が必要なのです。駆除が必要なものは駆除すべきです。ニジマスは水産資源であり、現在すぐに駆除の対象になりません。ブラックバス・ブルーギルは法的に管理対象(特定外来生物)であり、多くの現場では実質的に駆除対象として扱われます。

 少し話が変わりますが、この数十年の間にヨーロッパで爆発的に増えた特定の国からやってきた外国人問題が、とても深刻な状況になっており、もう取り返しのつかない様相を呈しています。暴動や犯罪が多発しています。これは外国資本に支配された日本のメディアは報道しませんので、なかなか日本人にはわかりにくいと思いますが、そのひとが情報収集能力が低いために知らないだけなのです。スマホを持っているなら、それを利用して自分でよく調査をして情報を集めていただければわかります。すべての外国人が悪いのではなく、日本人はヨーロッパで問題を起こしていません。しかし特定の国々から難民が押し寄せて、大きな問題を起こしています。

 これは外国人を日本社会に引き受ける場合も同じで、同じ問題が起きています。日本でも数十年の間に外国人が爆発的に増えつつあります。正しい手続きを踏んで、日本を愛し尊重するためにやってくる人と、違法に入り込んできて詐欺をしたり、犯罪を犯したり、日本人を支配しようとしてくる外国人は区別して考えなければなりません。日本の法律は「外来種の存在」に関してまったく意識をしておらず、いまも無防備のままです。それを利用して利権化している外国人がいます。報道機関を支配したり、自国に都合のいいように政治に介入したり、何度も犯罪を犯しても逮捕されなかったり、無罪になったりします。こうした状況はとても危険なことなのです。

 

詳細は、以下の記事をお読みください。

ブラックバスが教えてくれる、日本の自然の生態系バランスの重要さ 被害は回復できない | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

演出されたイメージに騙されないで事実を見つめる 外来種の魚をめぐる考察 | 日置研究室 HIOKI’S OFFICE

 

 

ニジマス 外来魚の生態と影響

みなさまにすばらしい幸運や喜びがやってきますように。

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