食べログ敗訴という画期的な判決 | 経営コンサルタント日沖健のブログ

経営コンサルタント日沖健のブログ

経営コンサルタント・大学院講師・ビジネス書作家として活動する日沖健がビジネスにとどまらず、社会問題・株式投資・グルメなど、幅広い話題をお届けします。

韓国料理チェーンがカカクドットコムを訴えていた裁判で、東京地方裁判所はチェーン店の評点を下げるという食べログの評価方法を「優越的地位の濫用」だとし、損害賠償の支払いを命じました。

カカクドットコムが上告するかもしれないので、まだ判決が確定したわけではありませんが、実に画期的な判決ですね。

カカクドットコム側は、「一企業のサイトで事業の方針に従ってやったまで」ということでしょうが、食べログが加盟店に与える影響の大きさやサイトの公共性を考えると、強引過ぎて無理があります。

企業の社会的責任が注目される昨今、カカクドットコムが上告しても勝てないでしょう。

カカクドットコムには、無駄な上告はせず、率直に反省し、評価基準の透明性を高めてほしいものです。

 

コンサルティング・研修・講演のご相談は下記まで

hiokicon@gmail.com

日沖コンサルティング事務所
http://www.hioki-takeshi.com