昨夜の米FRBがFOMCで、従来の向こう6カ月で実施する予定だったテーパリング(量的緩和政策の終了)を前倒しで3カ月間で完了することが決まりました。
アメリカでは、コロナからの経済回復で需要が高まる一方、供給網が混乱し、物価が39年ぶりの高い伸び率を示しています。
今回のテーパリング前倒しは、インフレ予防のための措置。経済の正常化が見えてきたのは望ましいこと。
日本でもこのところ、物価上昇率が高まっています。長年のデフレで我々の頭には「物価は上がらないもの」という考えが染み付いていますが、供給網の混乱や米国・中国の需要増など日本でも共通する要因。
インフレに対して企業も家計も備える必要がありそうです。
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