言い換えというのは、クライエントの話した内容を、違う言葉で言ったり、或いは、表現したがっていると思われる内容を、より明確にした形で表現して返すテクニックですね。
クライエントに聴き手がよく聴いていることを示し、安心感を与えたり、ちょっと違う言い方を提供することで、何か気づきを与えられる効果があります。
出来事の言い換えは比較的やり易いですが、感情の言い換えは要注意です。
感情と言うのは微妙な機微があり、表出された感情の裏に、真の感情が潜んでいることが多く、的外れな要約になることが多いからです。
例えば、「涙が出ましたよ」というクライエントの言葉に対して、「悲しかったのですね」と言い換えて、それが違う場合あります。涙が出たのは、『怒り』や『くやしさ』のせいかもしれません。
決めつけず、言い換えがハズレた場合、真摯なフォローが大事です。
もし、2次試験で感情の言い換えがうまくいかず、クライエント役から「いえ、そうことではないんです」と何回も訂正されると減点になりかねないので、2次試験では、感情の言い換えは控えた方がいいでしょう。
それから、「言い換え」ではなく、「歪曲」になってしまうのは論外で、NGですよね。
『湘南のキャリアカウンセラー』
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