こんばんわ!

さて今日は、皆さんにレザービートをもっと知って頂くべく、またもっと気軽に作って楽しんで頂けたらこれ幸い☆との一心で基本的なレザービートご説明から、試しに作ってしまおう加工の仕方、初級篇まで、お届けしたいとおもいます・・・・・る  


~基本編~
革パーツについて
当店で取り扱っている革パーツは、一枚革(片面)と二枚革(両面)と、二種類ございます。

一枚革(片面)
               (表面)                     

               

               (裏面)



革一枚で出来ており、パーツの重ね使いがしやすい。色やパーツデザインの組み合わせを楽しめる。一枚なので革が柔らかく、チャーム部分には適さないが、他のパーツや土台と組み合わせてカシメを打つことにより、強度がある程度増すので、重ね使いをお勧めします。

                三枚のパーツ(大、中、小)を重ねた様子
       多様な色とデザインの組み合わせがあり、どれにしようか悩みどころ・・・♪



2枚革(両面)
              (表面)↓
           

 
               (裏面)↓
  

床面がなく二枚の革が表裏に貼り付いている。分厚く強度があるため、そのままぶら下げていただけるようなパーツとしてお使いいただける。マルカンを通す穴をあけてストラップを付けれはもうそれだけでイカしたストラップの出来上がりという寸法だ。何かと便利な革パーツです。

                         <作品例>

チェーンにぶら下がっているオメカシしたクマちゃんストラップ。
因みに上のリボンパーツも2枚革ですよ☆しっかりとした確かな強度がございます。



はい、こんな感じでレザービートパーツ、特徴を知って頂いた上でせっかくなので、革をカシメル加工をやっちゃいましょう。
カシメることを覚えたあなたは今よりずっと革の加工の世界が広がっていくはず・・・。

では本題始まりますよーーー。

簡単レザービート加工超☆初級篇
~カシメてストラップをつくっちゃおう~



今回のお題?はこちらのストラップ。
こちらのデザインを使って、革のカシメる方法お教えいたしますね。

何となくお分かりになる方は復習です(笑)

 
まず使うのはこの革パーツ3枚!べんべん!


裏を返せばご覧のとおり。花(中、小)が一枚革、で蝶ちょ(小)が両面の二枚革となっております。


で、こちらのお鼻・・いや間違えたお花の中央にこうやて印をつけまして・・

付けた印をめがけて穴を開けます!

そこで登場するのが、革に穴を簡単に開けられる文明の利器!
 
でれれれってれーん!!
穴あけロータリーパンチです。
ロータリー式と言うことは、回して回して穴開けのサイズを変えられる便利な道具です。

¥1000前後でクラフトを扱うお店で売っていると思いますが、、もちろん当店で穴を開けて行く事もできます。当然ながら無料です。


ではロータリーを回して回してはいここ!
2.5ミリサイズにあわせます。
後ほど出てくる小カシメのサイズに適した穴をあけるため
2.5にあわせましょう。・・・写真みえるかな?


2・5の歯を受け口の上に持ってくる!


 
そしたら花の中央に付けた印にめがけてパーツをうまくはさみグリップを握ると
パチンっと(音が重要)簡単に穴をあける事ができます。

グリップ(手でにぎる箇所)を下のほうでもって握るとテコで楽に開ける事ができます。

 
はいはい見事開ける事ができました・・!こんな具合に出来ていきます。

・・・え?穴が色んな箇所増えてる・・・・?

端折ってしまいました。。すみません

蝶ちょと上下の花の穴は、丸カンを通す穴です。ロータリーパンチをグリグリまわして
今度は 2mmサイズに合わせてあけます。
さっきのカシメようのサイズ2,5だと穴が大きくて見栄えが宜しくないからね!

いよいよお花をかしめていきます。
その前に。。。

レザービートでお使いいただく小カシメ

こちらが小カシメになります。左が並足(1セット)右は長足(1セット)です。
革の厚みに応じて、並み と 長 を使いわけます。
長さが違う事がご確認できますでしょうか。



今回は一枚革を二枚合わせてカシメるので、並み、の方を使います。
三枚以上を同時にカシメる場合は 長い足が良いでしょう

今回は二枚なので並っ!

なぜ厚みによってカシメを使いわけるのか。。。は今回は割愛させていただきます。
m(__)m

カシメを打つ

さてこちらがカシメを打つ道具になります。
まずはトンカチ(木槌だと打った時の音が軽減されます。)
左に打ち台(色んなサイズ)右に打ち棒(小カシメ用)の三点セットです。


まずは先ほど穴を開けた革パーツに、小カシメ(並み足)を通していきます。



 
イメージ図

順々に革パーツをカシメ足に通していき最後にカシメ頭をかぶせ、
軽く親指で押し、仮留めをします。

 
あ、もう打ち台に載せてしまっていますが・・・


ここですよ。
小カシメは一番小さな打ち台のくぼみに合せ、おいてくださいね。

イメージ図2
 

まだ、完全には留まってないカシメを打ち棒とトンカチをつかって
打ってカシメて行きます。

 
打つ時のポイントは打ち棒が革に対して垂直になってるかということです。
トンカチを打つときも真上から下ろして打って頂くと、カシメが曲がることはありません。
力加減はやや強めがよいでしょう。
初めての方は、サポートしますので、打つ時はお気軽に申して下さいね

かんかんかんっっと

うち終わりました!
さて、どうでしょう・・・・

 
ボケた・・・

写真ぼけておりますが、しっかり留まったようです。

 
上下の革パーツをずらしてみて、微動だにしなければ、しっかりと留まっております。
OKでございます。

するするっと動いてしまうようでしたら、もう一度打ち込みましょう


パーツをつなげる


今更ながら使う金具です。
丸かん2個と小カシメ(並足)一個、ストラップです。

道具は丸カンを開けるためのヤットコ
・・・ここでは特にボールペンは必要ありません(笑)

ヤットコを両手にもち、丸カンを上下に開いていきます。
パーツに通したら、同じ要領でカンをもとにもどし、

最後にストラップをつけて出来上がり♪


お疲れさまでした・・・!!

どうでしょう?これさえ作れれば、もうなにが来ても応用がきくのです!
さて次回は・・ネックストラップ中級編に行く前に、
夏らしい商品をご紹介出来たらとおもいます・・・!

ではまた次回お会いしましょう。
                     ☆★  IZU  ★☆