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龍野高校生時代に使っていたブログですが、ちょっとスピリチュアル系を主に色々とリブロク中心に再開してみようかな、という感じ。

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今日は古田史学の会の例会に参加しました。 私は今回「九州王朝と大和政権の関係について」と言う発表をさせていただきました。 さて、参加者に古賀代表から友好団体の東京古田会の会報がプレゼントされました。 その中に、NHKによる「和田家文書」への変更報道が放送法違反である、とする記事がありました。 「和田家文書」は江戸時代に出来た歴史書群で、有名なものには『東日流外三郡誌』があります。 これについて、学界でも真偽論争があるのは事実ですが、NHKは一方的に偽作説にたった報道を繰り広げました。 しかし、「和田家文書」は既に寛政原本が発見されており、笠谷和比古教授によって本物であると鑑定されています。そして、今に至るまでその鑑定を覆す学術研究は、存在しません。 因みに、笠谷教授は中学・高校の歴史教科書執筆に携わるような、近世史学の権威であって、NHKの番組にも度々出演しています。 なので、NHKが笠谷教授の存在を知らないはずはなく、これは意図的に偽作説論者の学者だけを出演させた、露骨すぎる偏向報道です。 無論、NHKが偽作説を紹介するのは構いませんが、真作説も存在する以上、真作説側の学者も登場させるのが、放送法上の義務です。 況してや今回、真作説側の学者にもNHKに度々出演している人がいたわけですから、余計に悪質さが際立っています。 真実の歴史を伝えるためには、マスコミによる歴史改竄と戦わなければなりません。

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