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龍野高校生時代に使っていたブログですが、ちょっとスピリチュアル系を主に色々とリブロク中心に再開してみようかな、という感じ。

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先日、京都の泉涌寺という歴代天皇陛下の位牌があるお寺で、インド仏教復興運動の指導者・佐々井秀嶺先生の講演会がありました。 私も主催団体・文殊会の一員として活躍する・・・つもりでしたが、来賓の方を案内する際にミスをしたり、自分の未熟さを痛感した次第です。今後、より精進します。 さて、「原発は人道に反する」「原子力の利用は仏教に反する」と言われている佐々井秀嶺先生、今回の講演会でも真っ先に「気候変動」と「少子化」の問題を取り上げられました。 宗教というと「困った時の神頼み」みたいに思っている人もいるでしょうが、佐々井秀嶺先生の説く仏教は、少子化のような国家レベルの問題、環境問題のような地球レベルの問題をも解決せんとする、大乗の教えです。 そして、佐々井秀嶺先生はインド仏教復興運動において、この大乗の教えを実践されています。 宗教を持てるのは幸福なことである――佐々井先生はインドのダリット(不可触民)がヒンドゥー教を信仰することすら認められていない、お寺を参拝することも、水を飲むことすら認められていない実態について触れられていました。 このダリットの問題は、あのガンディーですらも十分に理解があったとは言い難く(日本で聞く話とは異なりますが、現地ではそのような評価のようです)、インド仏教復興運動の先駆者であるアンベードガル博士(インド共和国初代法務大臣)が不可触民差別撤廃に向けて活躍されていたそうです。 このアンベードガル博士の系譜を引き継ぐのが佐々井秀嶺先生なのですが、ヒンドゥー教優位の社会では仏教への偏見はなかなか消えません。 仏教の遺跡をヒンドゥー教のバラモンが占拠し、仏教徒は立ち入ることもできないような実態もあるそうです。そうした実態の是正を目指して、佐々井秀嶺先生は活躍されています。 宗教は本来、国際平和実現のために使われるべきものであって、差別や対立の大義名分になって良いはずがありません。 佐々井秀嶺先生の仏教復興運動は、日本を始めとする世界を変える、真正の宗教運動になると確信しています。 この講演会が、御寺泉涌寺で行われたこと――佐々井先生は講演の前、まさに歴代天皇陛下の位牌のある「霊明殿」(本来非公開)を参拝されました――も、決して偶然ではありません。 今回の佐々井先生の大講演会は、宗教史上に残る、特筆すべき講演会になること、必定です。 なお、二枚目の写真は文殊会の水落会長の奥様と、食育研究家の平良さんと一緒に写った写真です。 水落会長の奥様は臨月な中、今回の講演会に駆け付けられました。水落会長ご夫妻の熱心さには頭が下がります。

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