夫が亡くなってから

増えたこと

 

 

 

それは

 

 

空を見上げること

 

 

雲一つない空が

一番好きなことに

気づいたり

 

 

 

 

 

 

朝焼けの空が

エネルギーに

満ちていること

 

 

 

 

 

 

 

 

朝日の途轍もない

生命力

 

 

 

 

 

 

 

 

柔らかく暖かく

包み込む夕焼けに

吸い込まれそうに

なったり

 

 

 

 

 

 

ちょっと変わった空だなあ

と思ったら

彩雲やハロという

現象があることを知ったり

 

 

 

 

 

 

 

 

旅先では

ついつい

空の写真が

多くなっていたり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんなにも

無限に様々な空があることに

改めて感動したり

 

 

 

当たり前のことですが

同じ空を見ることは

できないこと

 

 

 

家事をして

仕事に行って

時には

日中も夜も仕事して

 

 

 

そして

病院に行って

 

 

 

終わりのない

ローテーション

 

 

 

闘病生活を送っていた時は

何気に空を見上げる

余裕の欠片もなく



自分では気づかないうちに

いつもうつむきぎみで

過ごしていたのかもしれません

 

 

 

その間に

見逃してしまった空が

どれほどあったことでしょう

 

 

 

今では

おもむろにふと空を

見上げることが増え

 

 

 

その度に

心がふっと軽くなります

 

 

 

 

 

 

天上には

亡き夫がいて

無意識に見上げて

いるのかもしれません

 

 

 

今日も生きている

一生懸命生きる

生かされていることに

ありがとう~

 

 

 

 

 

 

 

    
自分自身を大切に
そして
また笑顔で寄り添いましょう