サルマート・ミサイル発射とアバンガード・グライダーの威容
ウラジーミル・プーチン大統領は！〜、
自国の極超音速滑空機『アバンガルド』が、米国とその西側同盟国によるミサイル防衛技術への数千億ドルの投資を無効にした事を強調した！・・・
〘米国のよく知られたミサイル防衛にどれだけの費用がかかった
かを計算すると、われわれが持っているミサイル防衛を克服する
ための主要なコンポーネントのひとつは、大陸間ミサイルで、
大陸間射程の滑空ユニットを備えているアバンガードだ。
だから予算を比較することはできない。
われわれは基本的に、彼らがミサイル防衛システムに投
資してきたすべてを無効にしてきた〙、…
プーチン大統領は！〜
米国におけるこれらの投資は
非常に無駄が多かったと述べた！・・・
アバンガルドを装備した最初のICBM連隊は、2020年9月にモスクワの南東約1,200kmにあるヤスネンスキー・ミサイル施設に配備され、2022年6月には第2連隊が戦闘態勢に入った。
輸送中のアバンガルド極超音速滑空機
大陸間航続の極超音速滑空機として、アバンガルドはマッハ27の
速度で飛行し、コースとピッチの両方で操縦できるように設計された。 これには、数千キロの宇宙空間を横方向に移動する能力も含まれており、敵のミサイル防衛システムにとっては、探知はおろか交戦すら非常に困難になっている。速度は、2メガトンの核弾頭を搭載した大陸間を10分以内に飛行することを可能にした。
このシステムの射程はほぼ無制限で、予期せぬ方向から米国本土などの目標に接近する事が可能である。
RS-28 サルマトなどのロシアの大型大陸間弾道ミサイルにより、
推定 10 機の滑空車両を輸送できる。
然し、このシステムには重大な脆弱性が 1 つある‼、…
それは、ミサイルを搭載したサイロへの攻撃、または滑空機を打ち上げるために大気圏に到達する前の発射初期段階での敵ミサイルへの攻撃の可能性を否定できない事である。
ロシア国境付近に展開するNATOF-35戦闘機部隊は増え続けており、2030年までに対弾道ミサイルを統合し、ロシア領空深くまで
侵入するために十分に最適化されるが期待されているが、…それは
ロシアのICBMを事前に威嚇するために使用される可能性のある複数の戦略爆撃の一つにすぎない。 ロシアはそれに対抗するために極超音速滑空機を配備し米国本土を攻撃する。
米国のGMDシステムによる対弾道ミサイル
アバンガルドは2018年3月の発表以来、その強烈な破壊力からロシアの強さの一例として頻繁に言及されており、プーチン大統領は ‼、…
〘流星のように、火の玉のように 目標に衝撃を与える〙、…
と表現している。
その他にも、その実現可能性についてこう述べている：
〘類例はない。もし新素材がなかったら、（この兵器を作ることは）不可能だっただろう〙、… プーチン大統領は以前、2019年にこのシステムをソ連による世界の人工衛星の打ち上げと比較し、その戦略的意義について、米国のミサイル防衛能力の増大がソ連の戦略的抑止力の存続にもたらす脅威について述べた。
〘アバンガルド・システムは！〜、
私たちが米国から受けている脅しへの対応です！・・・
翼のあるグライダー滑空兵器は、濃い大気層の中をマッハ 20 以上
で飛翔します。 以前はこれを想像するのは困難でした。
防衛能力という点では、これは最初の宇宙衛星の打ち上げと同じ
画期的な成果です。というのも、あの発射は弾道ミサイルを意味し
ていたが、今は、高密度の大気層の中を平坦な軌道に沿って移動
する新たな戦略兵器システムについて話しているのだ。
これも運搬手段なのか？もちろん、これは別の運搬手段だ。
然し、これは現代の技術と材料の観点からは！〜、
絶対的な画期的な進歩です。！・・・この有翼グライダー兵器の
機首部分は摂氏約 3,000 度まで加熱されます。
これを想像できますか？ 3000度ってどんな感じ？ 太陽の表面は
最大 6,000 度まで加熱されるが、
ここでは約 3,000 度について話しているのだ。
チョコレートでコーティングされたアイスクリーム効果について
はすでに述べましたが、… 滑空兵器が飛行し、進むにつれて溶け
て消えていきます。 プラズマ層でコーティングされており、側面
は最大 1,900 ～ 2,000 度まで加熱されると 同時に、兵器もそれに
応じて制御される。 ご存知のとおり、私が最新のテストに参加
し、それを見ていたとき、オペレーターは『メッセージを確認し
ました』と言ったが、それは滑空兵器が目標物に衝突した事を
意味します。
ロシアの科学、工学部、防衛部門は驚くべき成功を収めた。
これは本当にとてつもないことだ。従って、最初の地球接近衛星
との比較は極めて適切です〙、…
参考文献：
【Putin Highlights How Deployment of Avangard Hypersonic Glide Vehicles Leaves U.S. Missile Defences Obsolete】：
https://militarywatchmagazine.com/article/putin-avangard-hypersonic-defence-obsolete
米バイデン大統領の稚拙
（私的な感情）な外交に依って！〜、
紛争地域が本格的な戦争へと移行した！・・・
特にウクライナは下手すると欧州全体が巻き込み、火達磨、火の海となる可能性が日毎に増幅している。
バイデンの余りにもロシア憎しの感情が‼〜、
米戦闘機兼爆撃機F-35Aに核爆弾を搭載、既にロシア国境沿いに配備している。これではロシアも対抗せざるを得ず、究極の極超音速滑空機『アバンガルド』の投入を決定。
例え、F−35核先制攻撃でモスクワは壊滅状態になっても、『アバンガルド』を発射すれば、超音速のスピード（マッハ27）で10分で米国に達する。欧州はたったの数分。手の打ちようがない。
この猛スピードでは米国の防空システムでは案山子に等しく、捕捉邀撃は不可能！と言える。
勿論欧州も同様にロシアの核ミサイルの餌食となる。
何をバイデン大統領は考えているのか？
私的な感情でロシアを恫喝しても、何らの益が無い事すら認識できないのでは、どうにもなりません。
何故、米国はF-35 を核ミサイル搭載機として認定し、ロシア国境沿いに配備した事を公表したのか？
狂っている‼としか言いようがありません。
前大統領トランプさんが披露していた対ロシア、中東、アジア外交の見事さを鑑みるとバイデン大統領の無能さ故の稚拙な外交の危険がひしひし！と感じられてなりません。