今日は料理教室の日だった。
ちょっと、大宮に時間的に早く着いてしまったので、氷川神社へお参りに行くことにした。
料理教室があるビルは、氷川神社の近くにあり、ちょっと時間を潰すのには丁度いい。
しかし、この氷川神社の参道は長すぎる。
ほんとかどうか知らないが、この神社の参道の長さは、日本一だと言われている。
参道の始まりは、大宮から電車で一駅離れた、さいたま新都心駅付近らしいが、もちろん自分はショートカットした所からなのだが、それでも、だいぶ遠い。
真夏の暑い中を、この長い参道を歩いて行った先に、氷川神社本殿がある。
本殿。平日なので空いていた。
今日、お参りの後におみくじを引いたら、「吉」だった。
内容は、概ね良い感じだった。
そんな訳で、お参りの後に、料理教室に行った。
今日は、天ぷらを作った。
ただ食べたいから選んだメニューだったのだが、なんだかんだで、今までで一番難しい料理だった。
具材によって、包丁での切り方も違い、エビは尻尾に水が入っているので、そのまま揚げると油が跳ねる為、尻尾の角を切って、尾を包丁でシゴいて水を出してから揚げないといけないし、ナスやシシトウも切り込みを入れたり、穴を開けたりしないといけないし、更に食材によって揚げる時間も揚げ方も違うなんて事をここで初めて知った。
天ぷらなんて、ただ油で揚げればいいとしか思って無かった自分は、今回、天ぷらと言う料理の奥深さを身をもって実感した気がした。
だからこそ、天ぷら職人なんて言う人達が存在しているのだろう。
しかし、天ぷら一筋何十年なんて言うと、なんか様になって、カッコいいが、同じ揚げ物でも、唐揚げ職人とは聞かないし、唐揚げ一筋何十年と言うのもあまり聞かないから、同じ揚げ物でも、天ぷらは別格と言う事なのだろうか。
そんな感じで、悪戦苦闘しながらもとにかく作った。