生ビールをこよなく愛する52歳オジサンです。

生ビールを多量に飲む人間にとって、常に付き纏う問題がある。

それは、時間との戦いだ。

外で飲む時には、ビール付きの飲み放題の時間制限のあるお店にしか行けない。

理由はただ一つ。単品でビールを飲むと高くつきすぎるからだ。

そんな訳で、最近、モンテローザ系列でやっている月曜日の生ビール1杯¥100と言う、夢のようなキャンペーンが駅前の目利きの銀次でやってたので、またもや行ってしまった。


時間制限の頸木(くびき)からの解放。

いつもの飲み放題で注文した瞬間に押す、心のストップウォッチを今回は押さないで済む。

生ビール1杯¥100だから、時間もお金も気にせず安心して飲めるからだ。

そんな訳で、今日も乾杯〜🍻




それから、どれくらいの時間、飲んでただろうか?

17時くらいに飲み始めてから、バスがまだ出ている時間帯だったので、多分23時前だったと思う。

何杯のビールを飲んだか分からないが、かなりのベロベロ状態だった。


バスを降りて、団地の階段を5階まで上るのだが、途中、ちょっとフラつき転びそうになり、手にしてた、スマホを落とした。



ベロベロに酔っ払っての5階までの階段は、とにかく辛い。

やっと辿り着き、玄関入って、そのまま潰れるようにして寝た。

そして暫くしてから、突然、玄関のチャイムが鳴り、ドアをドンドン叩く音がする。

ビックリして、酔っ払って寝ぼけた頭は、酔っ払ってフラフラ歩いてるオジサンを見た強盗が、襲って来たんじゃないのかと言う、あらぬ妄想が膨らみ、ビビリながら恐る恐る、覗き穴で確認した後、思い切って玄関を開けたら、何と救急隊の人達3人が担架を担いで、そこにいた。

「大丈夫ですか?」っと聞かれた。

何が起こったが分からずに、
「大丈夫です!」っと、何が大丈夫か分からずに、とりあえず酔っ払っぱらいながら、そう、答えた。

救急隊の人達は、「そうですか!」っと言って、特に迷惑そうな顔をすることもなく、そのまま階段を下りて行った。

そして、程なく母親と兄貴から、ほぼ同時に電話がかかって来た。

何で救急隊が来て、何で兄貴や母親から連絡が来たのか、分からないまま、その時はそのまま寝てしまった。

翌朝、目が覚める。

二日酔いで酒が抜けないなんて、久しぶりのような気がする。

そして、回らない頭で、昨日起きた事を考えて見た。

何故、救急車を呼んだ訳じゃないのに、救急隊が自分の部屋に来たのか?

そして、それを知っていたかのように、兄貴や母親が何故電話して来たのか?

そして思い出した、転びそうになって、スマホを落とした事を。

この時の衝撃か何かで、無条件に緊急通報の連絡がされてしまったようだ。

その時の緊急時の連絡先として、兄貴と母親が登録されていたから、119番と同時に自動で連絡されてしまったのだろう。

もう、それしか考えられない。

いや〜しかしながら、滅多にスマホなんか落とす事が無いから知らなかったが、今はこんな機能が勝手にアプリで更新されていたなんて、なんか怖くなってきた。

そして、それと同時に、これはヤツからの警告なのかも知れないと、何となく思った。

自分は昔から飲むと歯止めが効かなくなる事がある。

そんな時、ヤツからの警告がある。

ヤツとは、自分の背後霊または、守護霊だと勝手に思っている。

コイツからの警告は、実に単純だ。

自分の間違った行為や選択に対して、身体的に危険が及ぶ事にのみ、事前に警告してくれる。

これ以上、これを続けたら、事故かケガするか、死ぬよ!!っと言う、事前通告だ。

過去にこれを無視して、続けた結果、ケガしたり、失明寸前になったりした事が多々あったので、自分はこの警告があった場合、飲むのを暫くやめるようにしている。

そんな訳で、流石にしばらくは飲みに行かないようにしようと思う。