今年最後の宿直勤務が終わった。一応、大晦日31日までは休めるが、元日から宿直勤務となるので、正直、あまり年末年始と言う感じはしない。
しかしながら、今年は自分にとって激動の1年だった。
今年8月までは、仙台に住んでいた。そして、青森の下北半島に仕事で4ヶ月行った後、末期がんの父を見送る為に埼玉に戻って、転職して今の仕事に就き、それから、無事、父を見送れた。
転職した職場は、設備管理の仕事で、色々と戸惑いもあったが、何とか勤務出来ている。
50歳を過ぎて、地元に戻って来た。
結局はこの地が一番馴染む事にこの歳になって、やっと気付いた。
実家に自転車で帰る時に、幼少期に夢中になって走り回って遊んでいた神社の前を通る。
その時に思い出す。毎日、学校が終わった後に、時間も忘れて日が沈むまで、走り回っていた、あの懐かしく輝かしい時間を。
そして、生まれ育った場所より、ちょっと離れてはいるが、時を超えて、同じ埼玉県で今日も夕方に飲みに行く。
幼少期に夕方まで走り回って遊んでいた自分は、52歳になっても、ビールを飲む為に歩き回っている。
あの頃から、45年以上経った今、やる事は変わったが、やってることの本質は変わらない。
あの時と同じ、地続きのこの地に居る自分は、時を超えて今、ここで生きている。
毎日、辛く無く、苦しく無く、病気で無く、仕事して、生活して、ビール飲めて、今、こうやって生きてこれている。
今まで生きて来た人生の何かが終わって、何かが始まった1年だった。
そんな訳で、この転換のこの年に、やっぱり乾杯🍻