地下ピット。天井が低く過ぎて、四つん這いじゃないと移動出来ない。
そこで移動をスムーズにしてくれるのが、この相棒の台車。
この台車に四つん這いになって、頭を低くして移動する。
地図とチェック表。
場所によっては、膝をついて、匍匐前進しなくちゃならない。
そんな訳で、這い回るので、膝当ては欠かせない。
それでは、宝物を探しにスタンプラリー開始。
暗闇の中に浮かび上がる赤いランプ。
あれが目指すポンプの灯り。
これが8個ある。
汗みどろで、埃だらけになりながら、1時間程道に迷いながらも
やっと、後1つの所まで来たのだが、最後の1つ、No.1のポンプが、どうしても見つからない。
体力的にも限界なのだが、何処かで見逃したのだろう。来たルートを戻ると、溝に橋がかかっていた下にハシゴがあり、その下にNo.1ポンプがあった。
ここは、相棒の台車じゃ入れないので、匍匐前進してハシゴを降りて、やっと辿り着いた。
あーやっと、スタンプラリー終了だ!!
相棒の台車に乗って、入り口がある階段の所まで戻って、1階に出た。
暗闇から出て、眩しい光の中でチェック表を見たら、なんとNo.9があるじゃないか〜!!
一瞬、また戻るのかーと思ったが、スタンプラリー最後のチェックポイントNo.9は、地図を見ると、外のポンプ棟の中にあるようだ。
あー助かった。
外に出ると、汗びっしょりの作業着に涼しい風が吹き抜ける。
太陽の日差しと風で、汗が一気に蒸発して、身体が冷えてきた。
これが気化熱か。
汗(液体)→気体に状態を変化させる時に周囲の熱を奪う。
実は、ワクチンを冷してる冷凍原理は、この気化熱を利用している。
スタンプラリー8個集めた、ご褒美が、この気化熱を身をもって体験させることだったのかな。
さぁ最後のスタンプを押しに行こう。