今日は、夜勤明けにいつも行っているジムでシャワーを浴びた後、映画を観に行った。

今日はチャレンジしてみた。

いつもは風呂かシャワー浴びた後に仮眠しないと動けない位に眠かったが、夜勤も1ヶ月過ぎると、だいぶ慣れて来たようで、多少なり仮眠でも眠れるようになった。

おかげで、工場でたった一人勤務してても、ヒヨコやウサギのお化けが出ないのも分かった。

そんな訳で今日は寝ずに、映画を観てから、飲みに行くこととした。

是枝裕和 監督のカンヌ映画祭脚本賞に輝いた6月2日公開の『怪物』を観てきた。

以下、感想。

人が本能的に持っている、抑えきれない気持ち。求めて止まない思い。渇いてどうしようもない飢え。

でも、その感情をどう捉えたらいいのか?

どうやって発散したら、いいのか?

どうやったら、満たされて抑えられるのか?

そんな方法論など一切分からずに、ただ、ただ、どう表したらいいのかわからない感情が、無限に溢れ出す。

その形のない感情と生活や社会との折り合いが、まだ出来ない子供と大人の狭間で苦しみ悶える。

そして、悶え苦しみ、心や身体を痛めながらも、まだ成長期の心と身体は、明るく前向きに生きて行こうとする、若い命の角度。

監督の美しい撮影と相まって、かつて自分にも、そんな時期があったような錯覚に落ちる。

そんな素敵な映画だった。



映画を観た後に飲みに行った。
いつも通り、180分飲み放題だったが、いい映画を観て気持ち良くなってしまったのか、勢いついて、60分飲み放題追加してしまった。

240分飲み放題。
何杯飲んだか分からないが、ひたすらにビールだけを飲み続けた。

そして、店内で居眠りした挙句、酔っ払って、イスから転げ落ちた。

ビールも溢して、床がビール塗れになり、店員さんにご迷惑を掛けてしまった。

あーやっぱり、仮眠しないと、ダメだと思った。