自分が持っているものが、必ずしも勉強や仕事や趣味なんかに結実しなくてもいいんじゃないか。


自分が持っているものが、必ずしも経済的なものに繋がらなくてもいいんじゃないか。

自分が誰かに認められなくても、全然いいんじゃないか。

今の社会にある尺度に自分を当てはめるのを止める。

ただ、花を見て、美しいと思う感じ。風が吹いて、気持ちいいな〜と思う感覚。

こういった、何ものにも繋がらない、なんの意味もない、ただ自分だけが感じる、他愛もない、ちっちゃな思い。

そういった一つ一つを大事にして、生きていきたい。

この歳になって、だんだんと花や植物が好きになってきたのは、自分の寿命が見え始めてきたからなのかな。

風や季節の移ろいを感じるのは、一日一日を大事に生きて行こうと言う思いの表れなのかな。

そういった、他愛もない思いを抱く自分を認識しながら、優しく自分とこの世との距離を確認して生きていく。

大事なのは、自分がこの世の中をどう捉えるか。この世との向き合い方。