4.ご無沙汰すみませんね編 | 日本地図を作ろう

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自転車です。宿もご飯も全部お願いします。





ども。ささだです。キャシーです。


おそらく5日目、6日目の記録。

もうどうでもいいんだ・・・。

走った距離?う~んたくさんだよ!


(0)バイパスが怖すぎる。きっとチャリが走るようにできていないんだろうな。バイパスを避けるように走ったら道に迷ってしまった。ぐは~

(0.5)火力発電所で寝せてもらおうと、守衛のおっさんに道を聞く振りをして、さりげなくアピールするも、結局長い話を聞かされて終わってしまった。くそう、直接的な言葉が出てこないよ!

(0.6)国道沿いにポツンとあるコンビニで声を掛けられた。ただの声援だったが、もっとこっちから、ガブリよっていけばよかった。泊めて欲しいと。
ここで勇気を出さなかったせいで、3時間は寝床探しに苦心させられる。ここでオファーを出だしに行かなかったことを3時間ぼやき続けた。


(0.7)街灯なし、山、工場、案内板なし、現在地不明、の満貫だった。とにかく怖いんや~

(0.8)やっとこさ、市街地のような場所に入り、見つけたデニーズに入れた。時刻は2時を回っていた。

(1)5日目、デニーズにて起床。田舎のファミレスは寝ていても起されないものだなぁ、と思う。ドリンクバーとモーニングセットをいただいてサヨウナラ。帰りに店員さんにお勧めのビーチを聞いて店をあとにす。


(2)変なタワーが見えたので近づいてみる。途中は盛んな漁港のようで市場食堂みたいな猟師飯が食えるんじゃないかって雰囲気の店を多数見つけるが入ることはできなかった(主に財布的な問題で)
なんだかんだで小高い丘の上に公園があり、そこに位置するタワーからは福島が一望できた。ついでにいい感じの広場も一望してしまい、急遽、昼寝をすることに。最初は木陰で銀マットを広げて寝ていたのだが、虫さんがもぞもぞ這い上がってくるので木製のベンチに移動。次第に汗でべちゃべちゃになってきたので、上裸になり、マットも撤廃し、とにかく寝る。気付いたらレッドロブスターの出来上がりだった。そしてここで負った軽火傷にずっと悩まされることになる。ちなみに、青梅街道沿いにあるレッドロブスターを見つけて食いに行こうぜ!ってボブとかを誘っていった。しかし本懐であるヤツのあまりの高さに折れた。結局プレーンなハンバーグを食べて出たことがある。あれは屈辱的だったな・・・。


(3)永崎ビーチなかなかきれいじゃないか、福島ちゃん。とりあえず長居しちゃったよ。でも男が10人いたら、10人は長居しちゃうと思うんだ。だって、ほとんど裸の女性がうろうろしてるんだから。あと男が並んで寝そべって日焼けに勤しんでいる姿は印象的だった。


(4)豊間ビーチ。もっときれいじゃない、みずほちゃん。
家族連れが多い感じで、ナンパ師や痛い系の人種があまりいなくてなかなか良かった。おそらく地元の人が多いんだろうな、そう思わされた。ここの水質は本当にきれいで、そのきれいさたるや、不細工な沖縄、といったところだろうか。ここに別荘ほしいなぁ。
海で拾った昆布をガキにあげる。母親苦笑い。
砂浜を全力で走って、思いっきりコケるというネタをやる。
そして今日は速めに背中に広告を張り、営業を開始していた。

『泊めてください、一期一会』

なんて安易で、しかしそれでいてこころに響くんだ!!


(4.5)道中、引き止められて、強引にジュースをおごられる。
『バイクを盗んでそれでやりゃいいじゃね~か。俺だったら盗んじゃうな~俺は根っからの悪人だからな~』そう繰り返す豪快な人だった。
『これから取り立てに行かなきゃなんね~んだ、じゃぁがんばれよ~』そう言って車で走り去っていった。言葉の端々から垣間見える素性はともかく、すごくいい人だった。ジュースおいしかったです。ご馳走様でした。

(5)四倉ビーチ。あれ?デジャヴ?いや違う!
ここは去年、まさに丸々一年前、寝泊りしていた場所だった。奇跡の邂逅を果たし、感動一筋。
もはや進む気はなくなっていた。
今日はもうここに泊まりたい、16時にしてそう思ってしまった。ここで今日はもう進むことをやめて人との交流を意図としたワークに入る。(あわよくば夕飯と寝床)


(6)まずは階段に座っていた二人組。
なんと東京から免許合宿で着ているらしい。法政大学法学部の4年生で、相方と共通の知り合いがいることが発覚。なんと運命的なことか世の中は狭いことか。Tシャツにメッセージを書いてもらい、その後、二人は教習に消えていった。がんばって卒検合格してください。


(7)4人組の高校生集団。みな若く素直な子たちだった。俺の67年前はこんなだったかなぁ。いや、もっとヒネてた気がする。
数時間ほど談笑し、海で戯れた。家に泊めてくれそうだったが、子供が連れてきた怪しいおっさん二人、というレッテルを持ったまま家に行くのは辛そうだったので、遠慮した。さらになんと、近くに住んでいる友人を紹介までしてくれようとしてた。ありがとう。みんな働いたり進学したりするかも知んないけど、勉強だけはがんばってね。
東京案内してあげる、といっていたものの、何も残していないし知らないので社交辞令になってしまった。汚い大人を許してね。