「夕日を眺める」
これが 母親の 日課です。
ちょうど、夕食後の しばしの時間
外に出て 外の空気を吸って
田んぼの 稲の成長を 見届けながら
「きれいやねぇ」 と 夕日を眺めて
ゆったりと時間を過ごす
この マイペースな 時間の流れが
とても 気にいっているようです。
そして、
道を歩くときにも
道草をして 花を愛でて 見つめて立ち止まる。
ゆっくり ゆっくり 自分のペースで 歩くことが
何より 好きなのだそうです。
それは 長年の一人暮しが 培ってきた
強さであり 頼もしさであり
同時に 悲しさ なのかも知れません。