ぼけてはいるものの 元気で生活している。
「みんなで食べるご飯は おいしいな。」 と言うのが
口癖で、デイサービスに出かけるのを 何より楽しみにしている。
そんな 母は、90歳まで35年間
一人暮らしをしてきた。
足が痛くなって、歩けなくても
ガスの火を 消し忘れても
「ひとりで いいねん。」
「ひとりが きらく やねん。」
「ひとりで 生きる ねん。」
と 強がってきた。
だから、本当に、一人で暮らしたいのかな
![はてなマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
と みんなが 勘違いしていたけれど…
本当は、
「一人でいるのは 寂しい。
![しょぼん](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/144.gif)
けれど、迷惑をかける くらいならば
ひとりで、頑張ろう。
「一人で生活することは 楽しい。」 と
思うことにしよう。
と 自分に言い聞かせて
自分の気持ちを奮い立たせてきたのだ
と わかった。
姉たち家族と
同居するようになって
「毎日が たのしいな!
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)
「まだ、誰も帰って こんのやわ
![汗](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/028.gif)
誰しも 一人暮らしが したいわけではない。
遠慮する気持ち が
本当の気持ち を 覆い隠してしまうのだろう。
たぶん、本人でさえ、「一人がよい」 と思いこんでしまっていたのだろう
今日も 母に「荷物がとどいたか
![はてなマーク](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/040.gif)
「荷物は、みんなが帰ってきてから、一緒に 開けますわ」 と
家族の帰宅を 楽しみに待っていた。
良き、家族に恵まれて 良かった
![音譜](https://stat.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/038.gif)