ハンガリーのオルバン首相が訪米して、トランプ元大統領とフロリダで会談した。オルバン首相は、バイデンには合わずにトンランプ氏と会談したのが興味深い。
(3/13 ロイター)
(ハンガリー オルバン首相)
オルバン氏は
「ウクライナ戦争を唯一終わらせることが出来るのは、
トランプ大統領だけだ」
と語った。
ハンガリーの首相は、ウクライナ戦争を早く終わらせたいと思っていることがわかる。本来であれば、日本もそういう立場でなければいけないのに、日本政府や似非保守系の人達はバイデン大統領と同じ未だに『ウクライナ頑張れ!』と言っている。
オルバン氏の発言に怒ったのがバイデン大統領だった。
バイデン氏は遊説先で
「オルバン首相は、独裁者を探していると公の場所で言っている」
と痛烈な批判をした。
一国の首相に対して発言する言葉ではない、バイデン氏からは他国に対する敬意が、まるで感じられない。
これは、岸田首相の肩を組んで話している姿にも表れている。
(どうみても、格下と扱われている日本の首相)
ハンガリーのシーヤールトー外相は、バイデンの発言を受けて
「非常に深刻な侮辱だ。バイデン大統領と民主党政権のこうした考え方は2国間関係に大きな重荷になる」
と返した。
(ハンガリー シーヤールトー外相)
ハンガリーは、ロシアからの石油輸入禁止についても反対の立場を表明している。自国の利益を考えるのなら当然のことである。
インドや中国はロシアから大量の原油を輸入して、自国で精製してヨーロッパに販売して大儲けをしている。
割を食っているのは、EU諸国の国民である。
日本も同じ事がいえる。
私がプーチン大統領のことを評価すると、もの凄い反発が来る。
酷いものの中には「ロシアの犬だ」というのもあった。
日本はロシアに制裁をかけているが、それでもロシアは日本への天然ガスの供給を完全に止めていない。
日本の国益を考えた時に、感情論で「ウクライナ頑張れ!」というのと
オルバン首相のように「戦争を早く終わらせて」
というのでは、どちらが世界や日本の為になるのかを考えれば、
すぐわかるような気がする。
日本にもオルバン首相のような政治家はいないのだろうか?
国会を見ているとため息ばかりでる。
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