武蔵野市の住民投票条例(常設型)はとりあえず否決された。
しかし、11対14の僅差だった。
(12月21日 産経新聞)
とりあえずは、ほっとしたのだが松下市長は
「また次やります!」
と言っている。
(武蔵野市松下市長)
全く懲りていない、懲りていないどころか市民が分断されたことを何とも思っていない。
自治体の首長が意見の割れている問題の片方につくのは市民にとっては不公平である。
そういうことを、この市長は理解しないらしい。
繰り返し丁寧な説明をするのならまだしも、申し訳程度のアンケート調査で
無理矢理この条例を通そうとした。
大阪都構想同様、市民を分断させるような政治を行う人は首長失格だ。
なぜなら市民同士で仲違いがおこるからだ。
そういうことが起こらないように、市民の問題の泥を被るのが市議会である。
市民同士が言い合いにならないように、議員が議会で問題点を議論してまとめるのが
市議会の仕事である。
それを、市民に押しつけて分断させ、市民同士が反対と賛成で争うというようなことは
極力避けなければならない。
(政治思想が解るツーショット)
市長のリコール運動は就任から1年が経過しないと出きなことになっているので
それまでに、この住民投票条例を通してしまえ!という考えなのだろう。
一度否決されたのに、なぜ次もトライできるのか?
というと、それは「武蔵野自治基本条例」という条例が既に施行されており
この条例が諸悪の根源なのだが、その中に「住民投票」という項目があり
「住民投票の詳細については、別途条例で定める」と謳っている。
http://www.city.musashino.lg.jp/shisei_joho/sesaku_keikaku/kikakuseisakushitsu/1014533/index.html(武蔵野市ホームページ 自治基本条例)
http://www.city.musashino.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/027/065/jichikihonjyorei.pdf(武蔵野市自治基本条例 19条に住民投票の項目がある)
この条例は可決され施行されているので、この条例に則って住民投票条例を作るのは当然である
と松下市長は考えているのだろう。
だから、否決されても何食わぬ顔でトライできるのだ。
次は恐らく条例の名称を変えたり、中身の一部を変えて目立たなくしてさらに巧妙に
仕掛けてくるに違いない。
日本や武蔵野市の未来を真剣に考えている人は、注視していきましょう。
この条例は一つの自治体レベルの問題ではありません、日本国全体に影響することです。
日本軍 対 反日軍の戦いと言ってもよいかもしれません。
最後までお読み下さり、ありがとうございました
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