戦争は誰もしたくない | 同床異夢

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 つい先日、知人との会話で・・・

「ひょっとしたら、半島有事になるかもしれないね」

 

「有事ってどういうこと?」

 

「第二次朝鮮戦争勃発・・・日本も必ず戦渦に巻き込まれる」

 

「そんな怖いこと言わんといて・・・」

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これが、戦後70年の日本人の思考だと言ってよいだろう。

この考えが、日本を危機的状況に追い込んでいるのだ。

 

怖いことは、口に出さなければ起きない。

怖いことは、考えなければ現実にならない。

平和だと信じておけば平和でいられる。

 

世の中は、汚いこと、やりたくないこと、向き合いたくないことが

沢山ある。

 

子供の頃は、

「そんなことしたくない」

というわがままも通用したかもしれない。

 

しかし、大人の世界では、それは通用しない。

仕事でも家庭でも、嫌なことでも向き合わなければならない事が沢山ある。

 

それは政治や国際情勢でも同じだ。

近年のマスコミや政治家は、有権者の嫌がる事を言わない。

耳障りのよいことばかり言っている。

 

世の中には、汚いことはないかの如く理想ばかりを口にする人が多い。

特に政治家は、

「人の嫌がる事を言うと票にならない」

などと言う。

 

しかし、現実問題として、日本の隣に朝鮮半島というやっかいな場所があり、

日本を常に敵視し、尖閣や沖縄を取ろうとしている、中華人民共和国という国がある。

その現実から目を背けた所で問題は何も解決しない。

 

現在は解決しないところか、事態はどんどん悪くなっている。

「アベガー!」と言っていても、事態が好転することはない。

また、こちらが好戦的でなければ、相手は手を出さないというロジックが

成り立たないのは、北朝鮮や中国をみていれば明かだ。

 

 今回の解散で、安倍総理にはハッキリと

「日本の危機がそこまで来ている、すぐにでも安全保障に取り組まないと日本の存続が危うくなる」

くらいの説明をしてもらいたかった。

国民は嫌がるかもしれないが、それは事実なので仕方がない。

飛んでくる火の粉は払わないと、本当に炎上してしまう。

 

消費税の使い方など、どうでもよいとは言わないが、国がなくなればどうでもよくなる話だ。

日本は本当に危機的な状況にある。

つまり、消費税や年金などは現在の日本にとって、二の次三の次の話なのだ。

 

安全保障問題に、有権者が正面から向き合わないと、

日本の子供達の未来はない。

そのくらい事態は緊迫している。

 

この期に及んで、森友や加計学園と言っている人は、相当頭がぬるい人か、

北朝鮮の手が回った人と思った方がよい。

 

 戦争は米軍だって避けたいのは間違いない。

それは、国防長官のマティスさん(元軍人)も、

「外交的解決を最優先する」と必ず最後にこの文言を付けていた。

     (元軍人のマティス国防長官と安部首相)

軍人は、戦争を嫌うのが当たり前だが、

日本の頭の弱いサヨクのオッサンやオバハンは

「軍人は戦争をしたがる」などという。

 

軍人は普通、自分や部下の命がかかっているのに軽々しく戦争をするなどと言わない。

世界の歴史を紐解いてみると、サヨク系の人達が戦争を好んでいることがよくわかる。

因みに共産党は銃口から生まれた政党だ。

そんな政党が、日本と隣の国にはいまだに存在している。

 

この方がよほど恐ろしい話だと思う。

彼らは人を殺すことに抵抗がない。

それは、天安門事件文化大革命を調べればすぐにわかる。

 

話を戻すと・・・日本のサヨクやメディアの人達は「戦争は悪」と思っているようだが、

戦争に善も悪もない。

 

彼らのロジックでは、逃げ回る、若しくは、殺されるので、戦うのは悪だ

ということになる。

自分の恋人や妻、又は子供や孫が襲われたり殺されそうになっているのを

黙って見ていることがだと私は思えない。

きれい事ばかり言って何もしない無責任な奴の方が「悪」ではないだろうか?

 

 北朝鮮は国連の安保理決議を無視し強硬な発言を繰り返している。

アメリカと日本だけが騒いでいるのかのように言っている人がいるが、

世界は足並みを揃えだしている。

 

スペインは北朝鮮大使を国外追放とした。

スペインだけでなく、ペルーメキシコクエートも大使の追放を発表している。

http://www.sankei.com/world/news/170912/wor1709120021-n1.html

 

こんな状況でありながら、日本国内で北朝鮮を擁護する人がいるのだから驚きだ。

この状況が危機ではないかのように語っているし、まるでトランプ大統領や安部総理が

悪いことをしているかのように語っている人もいる。

 

私は、アメリカが北朝鮮を攻撃するのは、まずないだろうと思っていた。

それは、マティス国防長官のやる気を感じなかったからだ。

ただ、多くの日本人に危機感を持ってもらうのはよいことだと考えていた。

 

なんと言っても、アメリカが先制攻撃を行うと必ずソウルが火の海になるし、

日本にもミサイルが飛んでくる。

そのリスクを排除出来ないとマティスさんは考えていた。

また、攻撃した後、中国やロシアとの関係がギクシャクするのも容易に想像出来る。

 

しかし・・・

9月18日 マティス国防長官は非公式ではあるが、記者懇談会で

「ソウル市民や日本を危険に晒さない軍事オプションがある」

と言った。これは驚きだ。

その内容は明らかに出来ないと言ったが、これはなんらかの軍事行動を米軍が起こすことが

濃厚である

 

朝鮮日報の社説では、その発言を受けて

「北朝鮮に対する軍事行動はもはや口だけではないと誰もが考えるようになった」

と掲載した。

 

このように、半島情勢がとてもきな臭い状態になっているにも関わらず、

「アベガー!」「タイギガー!」「モリトモ・カケガー!」「ギワクカクシガー!」

と言っているのが、どれだけ滑稽で的外れでアホ丸出しか理解出来るだろう。

こういうアホな奴らを、国会から排除しないとまともな安全保障議論が出来ない。

 

「怖いこと」に対して有権者が覚悟を決めて、正面から取り組まなければ、

日本の未来は危うい。

子供達や先祖にも顔向け出来ない。

その意味で、今回の選挙はとても大事な選挙になると思う。

 

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