旧年中は、実にくだらないブログをお読みくださってありがとうございました。
今年もさらにくだらなくして参る所存であります。
” 正月や冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし ”
この歌は、大徳寺第四十七世の一休禅師が元旦に頭蓋骨を振りかざして街中を歩きながら詠ったという。
伝承では、『正月』の句が、『元日』や『門松』もあるようだが意味は同じと言えよう。
当時、戒律の厳しい禅風に対し、在家的、人間的、民衆的な禅風を弘め、世間に惑わされることなく独自の生き方をされた禅僧である。
正月が訪れる度に、誰も彼もが『おめでたい!』と浮かれているが、間違いなく死に近付いていることを示唆している。
一般的には『年が変われば何か良いことが起きるのではないか』という素朴な期待が込められている。
しかし、仏法を聞かずして何が変わろう。
人生はすべて夢まぼろしの連続なのである。
どんな人間もひと皮むけば骸骨でしかない。
どんな二枚目でも美人でも、死ねば白骨でしかない。
『いづれこうなる前に、早く目を覚ませ』ということなのである。
というわけで、今年の正月はいきなり骸骨から始まりました。
今年も何卒よろしくお願い申しあげます。
サンライズ