地蔵菩薩は、お釈迦さまが亡くなられた後、56億7千万年後に未来佛である弥勒菩薩が出現されるまでの間、六道(地獄道・餓鬼道・阿修羅道・畜生道・人間道・天道)に苦しむ人々を救うために現れた菩薩とされている。
古来より、その謂われを受け、道路の分岐点には旅人が六道に迷い込まないよう安否を見守るという意味合いから六体の地蔵菩薩が建てられている。
ところが、民間信仰の中で地蔵菩薩がお地蔵さまに変わっていき庶民に親しまれるようになり、いつしか鎮魂の場所にも活用されるようになり、その供養として安置されたお地蔵さまが多数存在している。
地蔵菩薩の存在は、諸々の民間信仰と混交して仏教世界だけに封印された菩薩としての存在から、仏教を離れ、俗世間の人々の心の中に生きる超越者としての存在に変化していったのである。
南無 南無 サンライズ