お婆さんの独り言『~祭り、祭りと待つのが祭り、あとのご縁が何になろ。~』 幼少の頃、お婆さんがよく口ずさんでいた。 何気なく聞いていたのだが、『祭り』という神社の儀式と『ご縁』という仏教 用語が重なりあっている。 昔は生活文化の中で、神と仏は一体であり、国家の鎮護のために利用された。 吉田拓郎の歌にも同じ題名で祭りの後の静けさを詠ったものがある。 わっしょいわっしょいの囃子の中に何かを期待したのだろう。 今も、祭りの度にお婆さんの独り言を思い出す。