帝王賞。 | 「政治騎手」のブログ by ヒノ

帝王賞。

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『政治騎手名鑑2107 ナナコ新党が競馬界を救う』


地方交流重賞の馬券的なメリットは、たとえ配当が安くても、地方馬が入り込む余地が一切なく中央馬同士の組み合わせだけを考えればいいというように狙いを絞りやすい点にあると考えていたのですが、最近はそのメリットが薄れているような気がしています。

あくまでも筆者の印象でしかありませんが、地方馬の食い込みの可能性を無視できなくなり、点数を絞ることが難しくなった(でも、配当は跳ねない)。という感じで、馬券のフォーカスがぼやけて、仮に当たっても利益を出しにくくなったからです。

しかも、その原因が中央馬と地方馬の力量差が詰まっているというところにあるわけではなく、中央のダートにあるような気がしてなりません。

日本馬の凱旋門賞制覇を考えた場合、大きなハードルの一つが馬場適性でしょう。日本の軽い馬場で強い馬が、欧州の重い馬場でも、その能力を発揮できるのかという問題です。それと同じように、中央のダートがどんどん軽くなって、地方のダートとの砂質の差が広がっている。一言でダート戦といっても、中央と地方ではまったく別の競技と考えたほうが健康的なのではないかとさえ思っています。

地方のダートが初体験となる中央馬が上位人気を占めた兵庫チャンピオンシップのように、中央の人気馬が深いダートに戸惑い大きくパフォーマンスを落とす可能性はこれまで以上に大きくなっているのではないでしょうか。

地方の深いダートに戸惑って、本来の力を発揮できない中央馬が増え、それが地方馬の食い込みの可能性を増しているのですが、馬券の難易度に比べて、リターン(配当)が圧倒的に少ないので、食指の動かないレースが増えているのです。

とはいえ、今は過渡期で、このさき地方の人気薄馬で大勝負できるレースが来るのかもしれないので、観察は続けていこうと思っていますが……。

ただ、帝王賞は中央のダートだけでなく、地方や海外のダートを何度も経験している馬ばかりなので、そういう心配はないと思いますが、自信をもって勝負できるレースではないと思っています……。


■帝王賞

◎ケイティブレイブ
〇アウォーディー
▲アポロケンタッキー
☆ゴールドドリーム
△サウンドトゥルー

海外遠征帰りの馬よりは、国内で頑張っているケイティブレイブを重視しました。前走は中央のダートで参考程度ですが、超ハイペースを先行し脅威の粘りを発揮。大井の2000mで2着の実績もあり条件はこなせると思います。

※地方競馬は詳しくないので、全くの見当違いの可能性もあります。予めご了承ください。

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