私とプラセンタ原液の歴史と、ヒノプラの今期の製造について。 | 10年後イィ女になるために!! 女子的美意識向上日記。

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OLヒノコを辞めて、化粧品会社社長ヒノコになりました(´ε` )♪
~ヒノコしゃっちょのコスメとご飯とおバカな毎日~

 

 今日は、皆様に

お詫びをしなければなりません。

 

例年行っている

ヒノプラの決算セールを

開催できる

見込みがありません。

 

本当に申し訳ございません。


セールができない、

というよりは

通常価格であっても

今後の販売ができなくなりました。

ヒノプラ自体の製造が

困難となりました。

 

 

 

 

 ヒノプラを製造していた工場が、

事業を継続しない(できない)

法律会計事務所名義で

債務整理の案内FAXが届いた。

と、

パウチを印刷して貰っていた

会社の方から聞きました。

 

 

5月の上旬に異変に気付いたので、

この2か月間、

ヒノプラの製造のために

あちこちと連携して動いています。

 

異変に気づいて、

事実確認ができない中。

 

待っていても仕方がないから、

早急に最悪の場合に対処しないとと。

 

私の勘違いだったら

それはそれで良い。

でも、最悪のパターンだったら

一刻も早く準備しないと。と思い、

業界の伝手を全て当たって...

新規で原料~製造~充填~と

全てを一気に、

洗い直して。

 

ヒノプラに関しては、

一般的な原料とは異なる為

同じレベルのものを入手しようとしても

この業界内では「無い」に等しく。

 

情報集めて、困ってることを

片っ端から話して情報貰って。

 

 

業界内で、プラセンタ原料が「無い」訳ないよね?

って思いますよね。

 

プラセンタエキスなら、

原料メーカーが持ってるんです。

 

有名なプラセンタ原料メーカーもあるし、

 

世の中のプラセンタ美容液・原液と

呼ばれるものは、

メジャーな原料メーカーの

プラセンタエキスが使われています。

 

それで普通。

別に悪いことじゃない。

それが当たり前。

 

 

プラセンタエキスの原料メーカーには、

何十年も続いている

歴史ある会社もある。

 

でも、どれだけ歴史がある会社でも、

人気のプラセンタエキスでも。

 

私が求めているプラセンタエキスとは

違うんです、全く違うんです。

 

私が求めているものは、

普通の化粧品業界内の

原料メーカーはもってないんです。

 

濃度の話って

大昔に書いています。

↓↓

 

 

 

植物エキスも何でもそうですが、

原料自体に含まれる

◎◎エキスそのものは、

原料全体の0.1~0.2%程度。

 

image

 

これは、薄いとか悪い、とかでは

ないのです。

 

9割くらいが水。

そのエキスを水に何%入れるか?

で美容液が作られるのが普通。


 

 

濃ければ良い、ってもんでもない。

これは事実。

 

でも、私はプラセンタエキスに関しては

 

MAX濃い。

100%を求めてる。

効果が比例しすぎるから。

顕著だから。

アミノ酸の威力が凄いから。

 

 

それがヒノプラだから。

 

何故かというと、

100%プラセンタエキスだけ。

しかも、

そのプラセンタエキス自体の濃度まで

100%プラセンタのみで、

他に水すら含まない。

 

って、この世に他に無いから。

 

私が知る限り、

ヒノプラを製造していた

工場以外に存在しなかった。

 

 

この工場は、

この化粧品業界の人も

ほとんど知らない。

 

めちゃくちゃマニアックで、

今迄、マニアック仲間の1~2人しか

知ってる人がいなかった

知る人ぞ知る、

後発だからこそ、

原料にこだわり、加工にこだわり。

 

医薬品のラエンネックともつながりがある、

化粧品業界寄りではない会社だった。

 

見つけたときは、

これで超絶マニアックな製品が

作れる!!!うちにしかない!!

 

万人には全然受けないけど、

臭いけど濃さは一番。

一般受けなんて狙ってない。

唯一無二を10年前から

モットーにモノ作りをしていた

私には、ここしかない。

と思える工場でした。

 

国産サラブレッドの馬プラセンタばかりの

今の日本で、

アルゼンチン・キルギス・モンゴル。

消費者受けしなさそう~

って言う外国産の混血種を

あえて使う。

 

そこにきちんと理由もあった。

その理由も納得がいった。

むしろ、国産サラブレッドは

使いたくなかった。

 

あぁ本物だ。と

会長さんの話を聞いて

感激した。

 

日本にプラセンタをもってきて、

注射で打つ方法もまだなくて、

埋没法しかなかった頃の話を

聞かせてもらった。

(胎盤を身体に埋め込む方法、

今もあるらしいけどね)
 

 

国内の胎盤じゃ、

日本の中での移動だから

検疫なんて当然ない。

 

競走馬なら、抗生物質を打ってる。

胎盤は臓器だから、

抗生物質を打ってる動物の

臓器は私は、ちょっと怖い。

 

それをイオン導入する、

って考えると、

薬とか打ってない馬が良い。

 

それに、卵と一緒で

平飼いで広いところで

自由に走り回って

天然の植物を食べたり、

のびのびと育った馬が良い。

 

健康で強い馬の胎盤が良い。

安心して使いたいから。

 

海外から胎盤を輸入する場合は、

厚生労働省の検疫がある。

 

イオン導入に使われる可能性があると

厚生労働省も知っているから、

検疫も厳しいんです。

 

検疫がある安心感と、

海外の国立公園や

モンゴルの広い大自然の中を

自由に走り回った馬。

 

私が求めている原料は

ここにある。

と当時、確信し、

今も、そう思っています。

 

 

日本には馬は少ないけれど、

キルギスやモンゴルでは、

馬を日常的に食べるので

頭数も多い。

 

日本は豚肉めっちゃ食べるから

豚が多いし、

単純に個体数の差で

豚の方がプラセンタも安い。

沢山産むからっていうのも大きいけど。

 

 

お客様の備考欄で,

キルギスの留学生が

日本で馬のお肉が

食べられなくて悲しい。

と言ってたと聞きました。

 

image

 

 

まさかの、

毎月一頭買って、

家で捌いて食べるらしい。

衝撃。

 

image

 

そら、馬の消費量がレベチ。

 

 その海外の馬の胎盤、

出産後に即冷凍して空輸。

で、日本で解凍して、

そこからまた手間をかけて処理。

処理につぐ処理と加工。

 

それがヒノプラ。

 

その加工は、普通は

「加水分解」の文字通り、

解凍した胎盤を

水で煮てエキスを抽出する。

普通はそう。

 

でも、胎盤は臓器で水分を含むから、

水を一滴も加えずに

胎盤自体の水分で

加水分解する。

 

それがヒノプラのプラセンタエキス。

 

りんごジャム作るのに、

イチゴじゃむ作りのに、

砂糖は入れても水を一切入れない。

濃いジャムが出来るよね。

 

それと一緒。

 

分解する酵素は使うけど、

水は一切入れない。

それでエキスを作るから

 

あんなに濃くて、

アミノ酸の匂いも凄い。

 

でもな、そんな原料。

化粧品の原料ディーラー通すような

この世界とかには

存在せーへんねん。

 

image

 

 

枠外、だったから、

あった。

 

あと、ディーラーも何も通してない、

原料の輸入・抽出作業・製造

充填・包装

全てをこの工場で出来たから、

普通はこれ全部は

一社でできない。

 

奇跡だった。

今思えば。

 

そして、何より。

 

お嬢様である社長が、

本当に優しくて。

 

私がプランタンの店頭に立ったときも

見に来たよ~女の子飛び出すハート

って参観日のお母さんのように

遠くから見守ってくれてたり。

 

いくら定価で他のプラセンタ原液より

お値打ちだったとしても、

やっぱり高いから、

続けないと意味がないから

 

半額セールとして

ヒノコスメのお客様に

半期に一度だけ利益還元をするめに

という事情を汲んで、

破格でうちに出してくれたから。

 

だから半額セールが出来てた。

 

ストーリーズでちらっと書いた。

 

image

 

原価が50%程度で

済んでると思ったらアカンで?笑

そんなもんで収まってるわけないやん。

 

もっといってるわ。笑

 

だから、私の頭がおかしい。

真実ちゃん、アホやねん。

 

って言われる。

 

 

ヒノプラは、毎日お手入れを

頑張るヒノコスメのお客様への

チートアイテム。

 

100%水もない、

濃すぎるエキスだから

チートな結果が出る。

 

だから毎日じゃなくて良いやん。

ちょこちょこ使って

美肌ブーストできるやん。

 

在庫する余裕はうちも無いので、

半期に一度だけ。


 

 

プラセンタ製造工場の資金繰りが

厳しいのも感じてた。

 

本当にギリギリだったんだと、

今になって思います。

 

製造費を2倍に、3倍にと

値上げしてたら、

会社は今も存続してたのかもしれない。

 

なくなる方が困るから、

値上げしても大丈夫です!!!

 

って、それこそ、今、

お客様に言っていただきます。

 

本当に有難いこと。

 

私も、同じことを工場に思います。

 

なくなるくらいなら、値上げして欲しい。

存続することが大事だから。

買えなくなると困る。

 

でも値上げされるまで、

自主的に倍は払わないですよね。

値上げに踏み切るのは、

販売側。

 

で、販売側の気持ちも、わかる。

 

倍になったら、買ってくれないと思う。

だって倍だもん。

売れなくて0なら、

辛くても今の値段で。

 

ってなるのは、めちゃくちゃわかる。

 

売れない、値上げして

それなら良いや。ってなるなら、

今の売上を維持した方が良い。

 

と思ってしまうのもわかる。

 

相談してくれたら....

って思うけど、もう遅かった。

 

 

私が気づいて、何かしてたとしても、

うちのちょっとだけの製造じゃ

会社がもったとは到底思えないけれど。

 

それでも悔いが残る。

 

 

きちんと、対価を請求することは

大事なことだし、

安さにばかり惹かれていては

変わらないな、と思いました。

 

低賃金はイヤだけど、

低価格で買いたい。という

矛盾と同じ。

 

 

日頃から、安く安くではなく

価値のあるものに

きちんと対価を支払うことを

心がけてはいたのに、

プラセンタは気づけなかった。

 

 

あんな価格で、同じようなものを

製造することは、

今の世の中、

絶対的に不可能です。

 

 

おなじスペックを製造しようとしたら、

2倍じゃ済まず3倍近くかかります。

 

その時に、お客様はお求めになるだろうか。

作ったら、それこそ赤字じゃないだろうか。

そもそも、まだ作れる、ってところまで

たどり着けてないです。

 

 

設備も全てが特殊。

円安にロシアウクライナ問題。

全てが重なって、限界を迎えてしまった。

 

昨日までの当たり前は、

もう今日の当たり前では

ないんだな、と

痛感する毎日です。

 

 

ヒノプラのセールが、

毎年恒例の当たり前な行事になっていて

それを楽しみにしてくださっている

お客様がどれほどいらっしゃるか

誰よりも理解して、感じています。

 

image

 

本来なら、この時期、

ヒノプラセールの日程を

ご案内している頃です。

 

 

セールが出来る、出来ないではなく

工場がない、代わりの工場が存在しない。

 

製造ができないのです。

 

最後まで絶対に諦めない私なので、

できるまでやる。

だから、出来ないなんて、ない。

そう唱えて2か月、

一喜一憂しながら

あちこちに頼み込む日々。

 

見積もりと電卓の日々。

 

全く、どうにもなりません。

電卓叩けば叩くほど、

不可能だとわかるばかり。

 

 

image

 

悲しみにくれますよね....

そのお客様の気持ちが

誰よりもわかるから、

私も悲しみに暮れるのですが....

 

悲しんでも仕方ないから、

違う方法を模索しては

ダメ。

またダメ。

 

ついでに、ロシアウクライナ問題で

アルミパウチの原反も

手にはいない状況なんです。

 

パウチの製造よりもっと前の

アルミの原材料って

全部ロシアウクライナだと

春に知ったとき血の気が引いた。

 

それでもなんとか、

アルミを確保したけど、

そこから先の加工が

解決しない。

 

 

1つできたら、1つできない。

こっちが解決したら

次の問題が出る。

 

毎日、帰宅しても

考えて考えて。

別の容器も検討して、

でもそうすると防腐剤を入れないと

製品にならない。

 

入れたくない!

でも入れるしかない!

でも入れたくない!!

 

あらゆるパターンを想定して、

新規の工場に問い合わせたり

打ち合わせをしたり。

 

 

で、最後に出る結論は。

 

image

 

この製品の全管理責任を負えない。

 

と製造を断られるんです。

 

 

ちょっともう、泣くよね。

製図販売元を受けるということは

全ての責任を負うので

そう簡単にこの仕事を受けてくれない。

 

めちゃくちゃ難しい商品だから...

 

製造時の管理、

めっちゃ大事なので

ちゃんとしたところで

受けてもらいたいから

原料と共に、諦めずに動いています。

 

製造受けます、って言ってもらえても

必ず、この条件なら受けます。

って厳しい条件もある。

 

もう、ムリちゃうんこれ。

 

 

この世にはムリなこともあるんやで。

って思い始めてる。

 

でも、

悲しみに暮れるヒノプラ愛用の

お客様と自分を想像したら

諦めるって選択肢が持てない。

 

でも品質は変えたくない。

何も入れない。

 

これを変えたら作れるけど、

変えたくない。

 

いや無理やから、諦め。

 

って言われる。

 

同じものを実現しようと思うと、

たぶん7社は回ることになる。

他に同じ商品あったら、

即その商品を紹介して

製造をやめるレベル。

 

赤字になるから。

値上げしてギリギリで出すのか。

やめるのか。

 

答えが出ないです。

 

 

ヒノプラなくなる

絶対に困る

私がそもそも困る。

 

薄めのプラセンタじゃ

物足りないことが

わかってる。

 

なら、値段があがっても

市販の薄めプラセンタと

同じような値段なら

自分の濃いのが使えた方が良い

 

でも、どこまでコストが跳ね上がるか

全部がまだ見えない

 

そもそもできるか、

まだ途中。

 

でも、

モンゴルの馬の胎盤だけは

見つけたんです。

 

それが希望。

 

逆に、このモンゴルの馬を

見つけてしまったから

諦められなくなったのかもしれん。

 

このモンゴルがなかったら、

不可能なので

諦めるしか道が50000%ない。

 

でも、モンゴルで、

もしかしたら、ヒノプラを

超えるかもしれない

抽出ができるのでは。

 

という希望を抱いてしまった。

 

希望と共に目覚めて、

一所懸命働いて。

感謝と共に眠りたい。

 

そのために、

今できることを

すべて しています。

 

 

いつものようにヒノプラセールをしたいけど、

製造元が事業を閉鎖し、

製造が出来ず、

原料調達・新規製造の目処が

今、たっていないので

7月末の恒例のヒノプラセールは

行うことができません。

 

毎回、製造しているため、

在庫はありません。

 

というのが現状です。

 

うちには大幅セールが

できる製品がないので、

決算セール自体が難しい。

というのが今の状況です。

 

 

何かできることを考えたいと

思いますが、値上げラッシュの今、

値上げする価格すら、

出てこない状態なので、

まだ詳細がご案内できず

大変申し訳ございません。

 

 

7月末までに、

なんとか製造を新規に

かけられるようにと

動いておりましたが

現状、問題が解決しておらず

製造の目処が立ちません。

 

 

でも、どうしても

ヒノプラだけはないと

私生きていけないので

まだあきらめない、

ということをお伝えしておきます。

 

 

本当にごめんなさい。

 

社長がどうしているか心配。

弁護士さんがついたってことは

連絡はつく人がいるんよね。

 

初めての経験で、

何が正解かわかりません。

 

とにかく自分にできることを

全てやりきって、

最善を尽くしてご報告します。

 

最後まで読んでいただき

本当にありがとうございます。

 

 

 

 

 

~ストーリーズ更新中~

 

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