商品版? 1/35 タミヤ製ドイツ3号・4号戦車用走行履帯の説明
2月のワンフェスで売ろうと思っていたのですが、コロナで行けなくなってw
とりあえずは、可動戦車模型愛好会の身内で販売して、上手く作れたか・走行時はどうだったのかとかいろいろ情報を集めたいと思ってます。
一応、仕様と組み立て説明を書いておきます。
まずは商品、履帯の型違いで3種類あります。
連結ピンが付いていて、両側からピンを差し込んでつなげていくタイプですが、ピンの抜け止めをどうするかで色々試行錯誤しました。
理想は、「一度差し込んでも後で抜くことが出来て、しかも走行中には抜けない強さで差し込める」なんですが...
どうしても0.6mm~0.5mmの細い穴を200コマ以上均一に造形するのが不可能でw
なら、差し込むピンの根元の太さを0.02mm違いで4種類ぐらい作って、組み立て時に丁度良いピンを選びながらつなげてもみました....
が、繋ぐのが大変すぎて、しかもどうしても走行中に抜けてしまうピンが発生するw
で、理想をあきらめw
「一度差し込んだら、そう簡単に抜けない!!」仕様に変更しました。
こんな感じで奥まで差し込むとロックされます。
設計上は結構隙間があるみたいですが、造形された現物はほとんどぎりぎりで、最後に押し込んでロックする時には多少強く押し込まなければなりません。
なので、押し込むときに使うパーツも作りました(笑)
セット内容は、こんな感じです。
コマ数もピンの数も相当余裕があります(笑)
組み立て方法は
1.履帯パーツをサポート板から外す時は、板を山形に折り曲げるようにすると外れやすくなります。
2.ピンは、数本指でつまんで引きちぎる様に板から外します。
根元から指で折っても良いですが、飛び散る恐れがあるので、大量に折る時には袋に入れた状態で折った方が良いです。
3.ピンは履帯の両側から差し込みます。
根元0.5mmくらい隙間が空いた状態まで差し込むと止まるので、あとは付属の治具で押し込みます。
4.一度奥まで押し込むと抜けなくなるので、押し込むときは、両サイドの二つのピンを差し込んだ後行ってください。
ピンは1種類で、車両の内側から差すピンも、外側から差すピンも同じものを使います。(笑)
5.差し込む途中でピンが折れた時は、反対側から0.5mmのドリルかピアノ線(ピンバイスにセットして)を差し込んで、折れた中のピンを押し出したください。
6.穴が詰まり気味でピンが入り難い時は無理せず、別のコマに変えるか、0.5mmのドリル(ピンバイスにセット)で穴を開けなおしてください。
7.10本ほど入っている長ピンは、根元がロックしないようになっているのであとで抜くことも可能です。
ただし、走行中に抜ける可能性もあるので長く使えるかどうかは不明です。あくまでも参考程度に添付しております。
後々、コマ数を調整するのに連結を外す箇所には、0.3mmくらいの真鍮線を差し込んで両側を短く曲げておいた方が確実です。
価格は、1セット4000円くらいにしようと思っておりますが、
使っているレジンの購入価格等で、価格は変動します。
ただ、光造形は結構手間がかかるので、常に在庫があるわけではございませんw