光造形3Dプリンターで作った3号・4号(1/35タミヤキット用)履帯(走行用)
昨年のホビーショウ後(7月ぐらい?)に購入した3Dプリンターで、走行可能な1/35の履帯を作れないモノかと試行錯誤を繰り返し....
まぁ、何とか3種類くらいはできました。
まずは、タミヤの1/35 3号・4号用に作ったやつから
設計して造形して繋げてテストして・・・・・・を延々と繰り返しておりました。
上の写真のやつはなんとか成功したやつで、造形が失敗したり、ピンを通す穴がうまく空いてなかったりとか、没になったモノが大量にありましたw
現在、ピンを通す連結穴は0.6mm、差し込むピンは0.4mmで落ち着いております。
造形は、こんな状態でプリントしてます。
接続ピンも抜け落ちないようにピンの付け根のサイズを何種類か作って試しましたが、この辺りは造形ごととか造形場所とかで微妙にサイズが変わるので、すべてにピッタリなものは無理だと判断して妥協しますたw
ピンはこんな感じで造形してます。
一応、指で簡単に根元から折れるようになっています。
履帯のテスト用に、昔作った(26年くらい前)4号J型を使いました。
ギヤボックスは新たに作ったものを使ってます。
久しぶりにYouTubeで、テスト時の動画をアップしてみました。
動画では、比較用に当時(26年前)作ったモデルカステンの連結履帯と、今回作った履帯を続けて回してみました。
正直、これを見た人が違い(意図?)が分かるかどうか不明ですが(笑)、わたしが走行用の履帯を作るのに気を付けている点です。
それで、
走行用に作った履帯なんですが、走行しやすいようにいくつか形を変えてます。
まずは、タミヤのキットの起動輪の歯に合わせて、履帯の幅とか爪が入る穴の寸法を変えてます。
キット付属の起動輪は爪の幅(厚さ)がスケール的にも厚くなっていると思うので、それに合わせて履帯の穴の幅も多少(0.2mm)広く設計しました。
その分も含めて、履帯の幅自体が0.5mmくらい大きくなっています。
なので、まだテストしてないですが、シュルツェン付きの車両だと干渉するかもしれません。
あと、履帯の張りが緩いときに旋回させたりすると、最後部の誘導輪から履帯がずれて外れるので、履帯のセンターガイドを若干(0.5mm)長く、先端を鋭角にして、緩い履帯で旋回しても外れにくく設計してます。
あくまでも、タミヤのディスプレイキットの起動輪に合わせて設計したので、他のメーカーのキットの起動輪とは合わないと思いますw
タミヤの1/35キットで、同じ4号でも、ラジコン用のキットの起動輪は形が違うので合わないかもしれません。
ラジコン用は起動輪の爪が長いんですよねw
まぁ、それはそのうちテストしてみます。
さて、
3号・4号と言えば、使用期間が長くていろんな形の履帯があったようですが、今回は3種類設計してみました。
1、後期型なのかな
2.中期型かな
3.これも中期型かな、センターガイドが抜けてるタイプ
実は、
2月11日に、幕張メッセで行われる「ワンフェス」に久しぶりに参加するので、その時に売ってみようかなぁと...
ワンダーフェスティバル2024[冬] (wonfes.jp)
え!?
そんなモノだれが買うんだって!?
わたしだったら真っ先に買うけどなぁ(笑)
だれか、要りません??