ギア・モーター・サーボの組み込み | ひのきの模型工房 ブログバージョン

ギア・モーター・サーボの組み込み

ブログを使って、制作記事を書くのは初めてだw


昔はHTMLを直接書いてWebに掲載していたけど、数年前から面倒でやったなかった><

なので、

制作記事自体は久しぶりだ(笑)


まずは、動力ギアの組み込みだが、

スチャートで面倒なのは、一番先頭の起動輪のシャフトにギアを付けるスペースがない事。

シャーシにはギアハウスの出っ張りがあっても、肝心の内側が埋まっていて、それを削ってギアを入れるスペースを作らないといけないw
ひのきの模型「お笑い」工房

可動戦車では、ここのシャフトとギアと起動輪が一番力がかかる部分で、

ここさえしっかりと作っておけば長持ちしますw

なので、軸受には、外側にベアリングを入れて内側も真鍮パイプで固定しています。



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使ったギアは、アリイのリモコン戦車のギアとか、タミヤのミニ四駆のギアとか適当ですw


ギアをもっと歯のピッチが細かい小型のギアを使えば、この部分は小さくなるのですが、

テスト車両はこのくらい荒いギアの方が助かります....


と、言うのも、

長時間走り続けていると、ギア周りに細かいゴミや埃が付着して、酷い時には掃除機のゴミパックの中のように、誇りまみれになってしまいますw

当然ギアの歯の隙間にゴミが入るのですが、

たとえば、サーボギアくらいの細かいギアでは、小さなゴミが歯の間に入っただけで、いきなり回転が渋くなりますが、このくらい歯が荒いと平気で走りますw

歯の間の掃除をするのも楽ですしw



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スピーカーと電源スイッチを先にシャーシに取り付けw


小型の戦車で、大砲音を大きく鳴らすには、スピーカーを大きな面に貼り付けて共振されるのが一番!

戦車模型で大きな面と言えば....

底のシャーシが一番(笑)


こんな小さいのに、展示会場の雑踏の中でもしっかり音が聞こえます♪


ちなみに、

同様の効果で、このようにギアボックスを使わずに、シャーシに直接ギアを取り付けると、走行時のギアの音もシャーシ全体に響いて、大きくなりますww


今回のギア比は、38.3:1(モーターが38回転すると、起動輪が1回転する)


このギア比は、私の車両のの中では、ほぼ最高速w


過去に、同等のギア比で、ガンガン走りまわっていたのが、

この1号F型ww

軽快に走りまわったのは良いのですが、ついつい調子に乗ってスピードを出しすぎて、運転を誤って展示台から1m下の床にダイブして破損しますたTT


その、禁断のギア比ですww


もっとも、

車両のスピード自体は、取り付けるモーターのトルクにもよりますが....

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今回、最初に悩んだのが、使用するモーター.....


以前だったら、迷わず、モデルクラフトの444サーボに使われているモーターを使うのですが...


なにせ、これまで、1号F型以下の小型の車両ではほとんどこのモーターを使っていて、

小さい割にはトルクもあるし、耐久性も優れています。


が...

最近、このサーボ自体あまり見なくなって、逆に安くて小型のサーボも出てますし、

で、

今回、テストも兼ねて、PICOサーボのモーターを使ってみる事にしました。
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上が今まで良く使ってきたモデルクラフトの444サーボのモーターで、

下が、今回試す、PICOサーボのモーターです。


モーターが小さくなっていますので、当然トルクも落ちているとは思いますが....


はたして、何処まで使えるかどうか...



動力には左右2個のモーターを使ってますので、前進・後進ならトルクが落ちてもさほど問題ありません。

問題なのは、旋回時のトルク不足で、旋回時は片側のモーターメインで動作しますので、弱いモーターだと旋回性能が一気に落ちますw


トルク不足を解消するには、ギア比を大きくしてギアでトルクを稼ぐしかないのですが、

そうなると、最高速も遅くなって、スピードコントロールの幅も狭まります。


今回のスチャートは、ギア比も高速用で、しかもモーターもトルクが落ちると思われる小型のモノを使う訳で...

条件は、とっても良くありませんww


まぁ、

PICOサーボのモーターの実験と言うところでしょうか(笑)


もし、

これでスムーズに旋回出来るようなら、このモーターもなかなかなモノですw


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ちなみに、今回ギアとギアの間のスペースに、バッテリー充電用のコネクタも付けてみました。

バッテリーをいちいち外さなくても、裏からコードを繋げてそのまま充電できますw


裏はこんな感じで、スイッチの上の3ピンコネクタが充電用です。
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砲塔旋回用のサーボを取り付けて、

あと、バッテリー接続用のコネクタも付けて...
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これで、中のメカはほぼ完成w


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シャーシと、上の部分との取り付けは、前回同様ネジ止めにしました。


ちなみに、このネジの位置は、前車両と一緒なので、前車両の上もそのまま取り付けられますww


まずは、

ココまでw