学校に提出していた絵日記が返ってきたので、続きを作りつつ、過去のものを少しずつ載せていこうと思います。



はじめて絵日記と聞いたとき、私は「小学生の夏休みの宿題」をイメージしたのですが…

難聴児向けの絵日記は、それとは全然違いましたあせる

先生が、奥から見本を取り出したときに

「あ、ノートじゃないんですね。」

と、まずそこからビックリしたのを覚えていますびっくり



難聴児向けの絵日記は、年齢や理解度に応じて内容が変わっていきます。
(詳しくは、以前ご紹介した『どうすればことばが育つか』という本に載っています。)

言葉の力をつけるために、

「子どもが経験を思い出せること」
「(書いて終わりではなく)繰り返し見ること」

がポイントです。

そのために、色々な出来事の中から、子どもの心が動いたことを、わかりやすく、具体的に取り出してあげることが大切だそうです。

だから、絵や写真や実物(チケットやお菓子の袋など)を使うんですね。

また、3歳未満の子には、興味をもって自分から読みたくなるように、仕掛けを作ることもおすすめだそうです。

見本で見せてもらった先輩ママたちの絵日記にも仕掛けがたくさんあったので、私も真似して仕掛け付き絵日記から始めてみることにしました。



↓初めて作った絵日記

公園に行ったときの思い出の中から、シーソーのことだけを取り出して作ってみました。

黄緑のシーソーの上に、紙人形を置いて動かせるようにしています。

文は無くても良いと言われていましたが、この頃息子はもう2歳を過ぎていたので、私が書きたくて書きました。←

二語文くらいからが良いそうです。

シーソー 
高い、低い
軽い、重い
順番、並ぶ、待つ、交代
のる、おりる

楽しかった記憶とともに、そんな言葉を覚えてくれたらいいなぁと思って作りましたが…

少なくとも、作った当時は私しか声に出して話してません。笑

息子は笑いながら、ひたすら遊んでいました。

きっと、耳で聞いてくれていたとは思います。



文が長すぎ&写真が多すぎて失敗した(息子に合ってなかった)けど、仕掛けは喜んでくれたシリーズ

↓ぶどうが外れる仕掛け

↓蛇口が回る仕掛け



三日坊主な私、続けられるかなとちょっと心配でしたがあせる

もともと工作が嫌いではないからか、やってみたら意外と楽しく作れました照れ

それに、息子はクラスメイトより1年遅れての絵日記スタートなので、たくさん作ろう!という気持ちが強かったのもあります。

ただ、熱が入ってしまったせいで、あれこれやりすぎて情報量が多くなってしまったり、ひとつ作るのに時間がかかって別で作りたかったものを作れなかったり、「こどもの心が動いたかどうか」より「自分が作れるかどうか」を優先してしまったり…

初期の頃は特に、いまいちだなぁと思う絵日記がたくさんありますあせる

でも、絵日記に正解はないらしいので、そんな失敗も思い出として捨てずに残しておこうと思います。

他の絵日記は、またの機会に。