別れと生き方

安室奈美恵さんの引退、

樹木希林さんの死去

どちらの方も素晴らしい生き方をしていて別れが寂しく感じます。人の別れは避けられないことでなんとも無力感を感じます。

自分の人生もいつ終わるかわかりません。まだ若いからといってずっと先だと思っていると実は違うかもしれません。だから私に何が残せるのか、今この時間をどのように過ごすか、そんなことを考えています。

私は絵を描き続けていくことに決めたので、どんな絵を残していけるのかということが大事なんだろうと思います。自分の納得できる絵を今までどれだけ描いてきたか考えるとあまり思いつきません。まだまだ見えないものを追い求めている感じです。

私はイッテＱが大好きで毎週見ているのですが、安室奈美恵さんがイモトさんのワールドツアーに出演したときに、「ブレずに自分らしく頑張れば夢は必ず叶う」と言っていたのがとても印象的でした。

私は「ブレずに自分らしく」というのがまだできていないなと感じました。周囲やネット上の情報に左右されたり、テレビや本に影響を受けたり自分らしさというものがまだ無いなと思いました。

今までいろんな情報を自分の中に取り込んできたので、もうこの辺でいいんじゃないかと思いました。これからは自分の伝えたいことを伝えていこう、そんなふうに思いました。限りある時間の中でどう過ごし、何を作っていくか選択し、判断するのは自分自身。周りに流されて焦って制作するのではなく、丁寧に自分自身に素直に制作に向き合っていこうと思いました。