気づけば、新盆と翔太の免許更新を控えていました。
日々の通院と仕事やら、再検査の段取りやら家事とバタバタしていたので更新通知のハガキがとどいていることに気づかず、本人も免許証をポケットにしまったままだったそう。
わざわざ、社会福祉協議会にお金を借りて免許をとらせたので期限切れでパァーにさせたくなかったし、今年のお盆は休み返上らしく毎日のようにフル稼動なので心配になり社長に電話をしました。
すると、社長はビクビクした声で終始受けこたえしていました。
翔太のはなしでは、キチンと免許証をコピーして保管していました。
あたしからみれば、少人数しかいないのに従業員から申告がないとそのまま放置気味らしいのです。100人をこす規模の会社なら理解できますけれど。
また、お盆のあいだ山のように仕事を引きうけたそうで、今年のお盆は特定の従業員がろくに休めず、本来は12日と14日だけだった約束が連日仕事に決まったそうです。
いそがしくてアタマ数がほしいからといわれても困ります。
はじめから24時間365日年中無休フル稼動に約束してしまえば誰も文句はいわないのです。
約束がちがうから、従業員たちは不満をつのらせ、ズル休みしたり、
あたしはいきなり電話しました。
それこそ、免許証をコピーすること自体、経費のムダではないですか?
管理体制と経営大丈夫ですか?
後ろめたいなにかがあるから、終始ビクビクされていたんですか?
大和田社長 御中