久しぶりに16番鉄道模型の話題…。仕掛かり品の113系や淡路交通は、他の模型を触っている関係で暫くお休みしているが忘れているわけではなく、常に眼の届く位置にいるので、少しずつ進めている。

   そんな中、拙ブログの鉄道模型カテゴリの第一回でお届けした話題↓

    その中で触れているキットで私に取っては新たなバリエーションが入手出来たので急遽書き上げた続編である。


◆スカイブルーバージョンを初めて見た❗️

    まずは再掲になるが、旧いTMSの広告から。1978(S53)年9月号、通巻364号であるがそこにナカセイのプラキット103系シリーズが載っている。先のブログにも書いたが、私が今まで模型店の店頭で見掛けたものや入手したものはいずれも山手線カラーオンリーであり、この広告が載っていたTMSを初めて見た時は「おっと❗️」となった。1978年当時、自身はNゲージャーだったので16番との出会いはまだ先の話となり、TMSも通巻390号が初めてリアルで知って求めた第一号なので、そこは仕方が無い。
    昨年辺りにネットオークションにて、このナカセイ103キットのオレンジバージョンが出ており、箱も中身もオレンジになっている製品を初めて見て「ちゃんと製品としてあったのだ…」ということがわかった。資料として入手したく、参戦したがライバル出現で頑張るも負けてしまい、残念であった。
    そして今回、新たにスカイブルーバージョンが出ているのを発見、地元が103系スカイブルーエリアだったこともあり、またしても資料として入手したく頑張った。今回は何とか落とせて、つい先頃手元に来たものである。
     元箱も綺麗なスカイブルーで好感が持てた。開けると、ナント艶ありテカテカの車体が入っており、これにも驚きであった。所有する山手線バージョンは全て艶無し成形色だったので、他のバージョンもそうであろう…と踏んでいたのである。しかし今回オークション開催時のページでもモニタで見る限り車体がテカっていたので、もしかして塗り物中古?と思っていたが、届いた本体は裏面も床面も同じテカり具合でどうやらテカテカ仕様の成形色の様だ。尤もメーカーか前ユーザーが綺麗に塗っているのであれば、私の眼が騙されていた(良い意味で、であり決して出品者を疑っているわけではない)ことになる。
    折角なので所有する山手線色と並べてみた。
     箱はどちらも車体色に合わせた色紙を厚紙に巻き込んだものでこれだけで購買欲をそそられる。😊


     山手線色は組み立て品中古をレストアするためにバラしたものなので下回りが付いているが、照明の反射具合で双方のテカり具合の違いがお分かりかと思う。


    セット内容の様子。時代的にインサイドギアの縦型モータで未使用新品状態が嬉しい。近年はパワトラが主流で色々な製品があるが、私はパワーのあるこの電動方式に抵抗は無いものの室内にデン❗️と居座る縦型モータを嫌いな方も多いと聞く。
    一番下はシリーズ共通の組み立て説明書で私はプラモデルやNゲージキットにもイメージが共通するこういった楽しい絵図入りが好きである。対して、この当時のブラスキットの組み立て説明書がどちらかというと親切ではないので余計にそう思う。私の場合、ブラスキットは経験者しか寄せ付けないイメージを持ったのも組み立て説明書の様式が大きい…。

     兎に角、前回のこの話題で課題であった山手線カラー以外の製品を手に出来たのであるが、こうなるとカナリアイエローバージョンも見付けたいところである。そして、オレンジもカナリアイエローも是非入手したい衝動に駆られている。只、広告に文字だけの「エメラルドグリーン」だけは「ホントに出ていたのかな?」…と思っている。😅