久しぶりの更新です。
股関節が痛いので前回、「突発性大腿骨壊死」(ステロイド常用者がよくかかると言われている)を疑い、骨密度検査とMRIをやりましたが…。
結論から言うと「突発性大腿骨壊死」ではありませんでした。
骨密度もこの歳で更年期も過ぎ、ステロイド飲み始めて1年近くになる割にはほとんど問題なしで逆にビックリ。
毎日牛乳飲んでるからでしょうか(^^;)
1週間で1人で2〜3本(1000mlパック)は飲んでますからね…「割るだけボスカフェ」や、夏にしか出ない「ブレンディ クリーミーアイスカフェオレ」がおいしくて…。
ではこの骨盤の違和感はなんだろう?
すべり症発覚
その通院の日、かなり調子が悪くブレインフォグ状態だったのであんまり整形外科の先生の話をよく覚えてないのですが、
「腰椎にすべり症がある」
と言われたのは覚えています。
ただ、腰椎の何番目の骨に異常があるとどういう症状が出る、っていうのは決まっているらしく、
「今痛い場所に悪さしてるのはこの部分じゃないはずなんだよねえ…」と。
結局、次の機会にブロック注射ともう一度画像検査ってことになったらしい(ヘルパーさんが聞いててくれた)です。
とりあえず痛み止め飲んで注射で保存療法をしていくしかない、と言われたのは覚えてて、トラムセットが処方されました。
「保存療法ということは、まーたあの痛い注射を何回もやるのか」
…と思ったらガックリきましたね。
これ以上強い薬飲みたくなかったですし(トラムセットは効果も副作用も強い、と常用してる知人が言ってたので)、しばらくトラムセットは飲まずにいました。
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トラムセットすごいかも
しかしその後、注射はまだやってませんが骨盤の痛み・違和感はなくならず、横になってても我慢できないほどではないけど痛むし立ち上がるときに骨盤と大腿骨がズレる感じがあり、よく昔のマンガでケンカの前に指の骨鳴らすみたいに「ゴキっ」っとなったこともあります。
そしてさらに、暑くなってきてから例の季節性の頭痛が始まりました。
「うわー今年もこれか…今年は早いな」
そう、今回3年目だったかな。何を飲んでも治らない激しい頭痛で夏場は何もできなくなってたのです。
昨年総合内科の先生が偏頭痛の薬としていろいろ処方を試してくださったんですが、何飲んでも梅雨入りから数ヶ月経つまで治らず、先生も首傾げてるうちに涼しくなったら治ったという感じ。
が、今年はGW中どうしても出かける用事があり、トラムセットをこわごわ飲んでみたところ…1発であの重苦しい頭痛がなくなりました。
骨盤の痛みのほうはまだ少しありますが少し動けましたから効いている気がします。
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それよりもっとすごいのが補中益気湯
前回の診察から、大学病院の総合内科の先生が移動になってしまって主治医の先生が代わったのですが、その先生が「補中益気湯」という漢方薬を処方してくださいました。(ほちゅうえっきとう。ツムラの41番)
トラムセット飲む前からそれはちゃんと飲んでたのですが、なんと慢性疲労症候群の症状が軽くなってきたんですよ。
少しなら家の外や買い物で車を降りてからの店内など、車椅子を押してもらわなくても自分の足で歩けました。
ただしやっぱり無理したあとは疲労も感じるし寝込んじゃいますし、また盛大に転びましたけども…(笑)。
そもそもコンビニより広い店で歩いて買い物できたっていう時点で今の私にとってはすごいことでした。
飲み続ければあるいはもっとよくなるかもしれません。
で、そのGW中の用事というのが何時間も座って何人もの人と話をするような用事で(まぁ要するに友人たちとの会合です)、「無理かもなぁ」と思っていたのですが…確かに2時間ほどの時点でクタクタになってしまい、その後2時間は座っているのもつらくブレインフォグ…帰りの車運転する前に3時間くらい寝込んじゃいましたが、都合5時間くらい一度も横にならず座れていたというのは奇跡的です。
楽しかったからというのもあるでしょうが、家で独りでマンガ描く時でさえ、ちょこちょこ椅子を離れて横になってましたからね…。
それまでMAX調子悪くて「どんどんひどくなるな」と思っていたので、もう今後トラック乗るのは絶対無理だろうと思っていたのですが、なんとか今シーズンの梅の出荷は手伝えそうなくらいの体調になってきています。
慢性疲労症候群のどなたにも効くとは限りませんし、まだ偶然の域を出ませんが、わたしも今まで診断されてから1年これを試さずにいたので、慢性疲労症候群のかたでもしまだ飲んだことがないようでしたらダメ元でぜひ試してみてください。
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腰の方がやはりちょっと不安
話が腰椎のすべり症の話に戻りますが…。
実は骨盤の件で最初に相談したとき、すでに排尿困難になっていて(いきまないと尿が出ない)、夜中にいきなりお尻の括約筋なのか直腸なのかが「つる」ような激しい痛みで目が醒める…という症状が頻繁に出ていまして。
「整形外科に関係ないだろう」と思っていたので、まだ相談してないんです。
ところが家でネットで調べていたら、すべり症やヘルニア、脊椎狭窄症などで「馬尾神経」がやられると、そういう症状が出るのだとか…。
しかも、そうした原因で排尿困難など「膀胱直腸障害」が出た場合はすぐ手術しないと後遺症が残ることも多いと…。
わたしの場合ステロイド副作用での高血糖で糖尿の症状もあり、そっちでもそうなる可能性があるらしいのでまだ原因はわかりません。
ただ、今でもわからないのが、謎に左足の中指だけシビレがあることもです。
それは最初「まさか、糖尿の症状で壊死する予兆なのでは」などと思ったことがあってそれも病院で相談したんですが、結局わからないし症状がこの1年でひどくなっているわけでもなく、他の症状のほうがオオゴトだったので自分も先生も忘れていました。
最初はスリッパのホツレに指が引っかかってると思ったんですが、どのスリッパ履いても同じ感覚があって寝てても布団に引っかかってるような違和感があっておかしいなと…。
そうこうしてるうちに他の症状がひどくなったりして、確かにまだシビレる感じはあるんだけども不便・不快に感じるほどでもないので慣れてしまっていました。
これも腰の神経からきてるのかもしれません。
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整形外科の名医
10年ちょっと前に椎間板ヘルニアで手術したとき、執刀医の先生が「またなる可能性(ヘルニアに)がある部分がほかにあるから、気をつけて生活してください」…とおっしゃってたのですが、今回イカれたのはもしかしたらその指摘があった部分かもしれません。
それでも10年以上もったのはいい先生に当たって生活指導もちゃんとしてくださったからかなぁと思います。
タバコだけは辞められてないですけど(^^;)
我が家は腰を傷める家系なのか、父も若い頃手術してますし姉も手術に至らなかったものの長期入院してますし、弟に至っては2回も同じところを手術しています(わたしと同じ先生ではありませんでした)。
言われてきたのが、「本来横から見てS字カーブを描くはずの首や背中の骨がまっすぐになっている」ということ。
いわゆる、首なら「ストレートネック」というやつですね。
これが遺伝してるせいかもしれません。
わたしは腰椎の椎間板ヘルニアと頚椎性神経根症で手術してますが、2度とも同じ先生に執刀してもらいその場所に限っては再発していません。
そして今回、
「もし手術になるとしたら、侵襲(手術で切ることによるダメージ)が少ない最新機器を持っているのがK大病院だから、そっちを紹介することになります」
…と言われたのですが、そのK大病院はまさにその2度お世話になった先生がいるところです。
調べたらまだ在籍されてたので、紹介状書いていただくならその先生宛にしてもらおうと思っています。
なので膀胱直腸障害がすべり症からきてて手術になったほうがむしろいいのかもしれない…と思うくらいでした。
次回の受診でその件相談してみようと思っています。
ドクター・キリコは好きだけど今回は「手遅れ」でないことを祈ります…。