食欲の秋、芸術の秋!
今回は、私のコラージュと題して制作活動です。
テーマは、生まれて来た人が必ず最後に行き着くところ、キリスト教で言えば天国、仏教で言う所の彼岸(私たちが住んでいる現生は此岸(しがん)と言うそうです)のイメージです。日本では昔は自宅で亡くなる人がいたり身近にあった死は、今は身近になく忌嫌うもののように遠ざかって(遠ざけて)います。キリスト教では死ぬと天国に行き、そこは光に包まれた世界のイメージです。さて、皆さんのイメージは如何に!
和紙の台紙に、雑誌やポスター広告の切り抜きを貼ったり、クレヨンで色を塗ったりして作品を作りました。
思うような切り抜きや写真がある訳でもなく、人それぞれ思いも違い、その時の体調や心理状態も様々で、それらが作品に影響してしまうこともあります。 なので、今日の気分の作品です。
いくつか紹介します。
全体的に明るい色合いが多く感じました。また花や草や木、山や流れや風を表現したものがたくさんありました。漠然と自然に帰るという心情なのかなぁ〜と感じました。また面白かったのは果物や食べ物も登場していた所です。食べるのは生きていること、でしょうか。
がんカフェだから、がんだから死、というのでは決してなく、そういう事もまたには考えることが、今わたし達がより良く生きることに繋がるということです。
これからもより良く生きるため、賢い患者になるために、より良く学びたいと思います。 A.I.