鉄の吸収を助けてくれる栄養素は下記のとおりです。
1.ビタミンC
2.ビタミンB2
3.ビタミンB6
4.ビタミンB12
5.葉酸
6.たんぱく質
1.ビタミンC
ビタミンCには非ヘム鉄(ヘムたんぱく質と結合していない鉄)をヘム鉄に変換する作用があります。非ヘム鉄は体内で吸収されにくいので、ビタミンCと結合してヘム鉄に変換され体内に吸収されます。ビタミンCとヘム鉄を一緒にとる場合と一緒にとらない場合とでは吸収率が4倍違うとされています。ビタミンCはオレンジやグレープフルーツのほかに、ピーマンやブロッコリー、カリフラワー、ミニトマトに含まれています。
2.ビタミンB2
ビタミンB2は貧血の対策に必要なたんぱく質やビタミンB6の働きを助けたり、活性化をさせたりするビタミンです。レバーやイクラ、うなぎ、シイタケやマイタケ、焼きのりに多く含まれています。
3.ビタミンB6
ビタミンB6にはヘモグロビンの生成を促進する作用があります。レバーやマグロ、カツオ、イワシ、ジャガイモ、アボガドに多く含まれています。
4.ビタミンB12
赤血球の代謝を促すことで貧血の予防に役立つビタミンです。赤血球の寿命は約4か月なので、常に新しい赤血球が体内で作られています。ビタミンB12がなくなると新しい赤血球が作られなくなり、ヘモグロビンが生成されなくなるので、悪性貧血の原因となります。ビタミンB12はレバーに含まれているほか、かきやしじみ、ほたて貝といった貝類にも含まれています。
5.葉酸
葉酸はビタミンB12と協力してヘモグロビンの生成を促します。葉酸には幼児の発育を促す作用もあるので、妊娠中や授乳中の女性にとっては貧血対策と併せてしっかりと葉酸を取る必要があります。葉酸は葉野菜やレバーに多く含まれています。
6.たんぱく質
たんぱく質はヘム鉄がしっかりと吸収されることを助け、非ヘム鉄が消化器官内で溶解されることを助けます。ただし、この作用を起こすたんぱく質は肉や魚に含まれており、卵や牛乳、チーズ、大豆、大豆製品には含まれておりません。
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