バランスの良い食生活が重要であることは前の記事でもふれましたが、ここでもバランスの良い食生活についてもう少し触れます。
貧血を予防したい場合のバランスがとれた食事は
1.動物性食品を食べ、ヘム鉄を摂取する
2.植物性食品を食べる場合は、ビタミンCを一緒にとる
3.銅、たんぱく質、ビタミンB12や葉酸を含む食品を摂取する
1.動物性食品を食べ、ヘム鉄を摂取する
ヘム鉄の吸収率は10%~30%ですが、日本人が食事で摂取する鉄分のうち9割が非ヘム鉄なので、意識してヘム鉄を含む食材を食べる必要があります。ヘム鉄は牛もも、牛ヒレ、あさり、かつお等に含まれています。
2.植物性食品を食べる場合は、ビタミンCを一緒にとる
非ヘム鉄は吸収率が約5%であるため、少しでも吸収しやすくするためにビタミンCをとることが重要です。もし非ヘム鉄の食材だけで1日分の鉄分を賄おうと考えた場合、ほうれん草を毎日10kg食べる必要が出てきます。非ヘム鉄はトウモロコシ、ほうれん草、厚揚げ、ひじきに含まれています。
3.銅、たんぱく質、ビタミンB12や葉酸を含む食品を摂取する
たんぱく質は赤身の肉や魚に多く含まれています。たんぱく質はヘム鉄が有利に利用されることを助け、非ヘム鉄が消化されやすくなるように働きかけます。銅は鉄の代謝に必要な物質で、そのままではヘモグロビンに組み込まれないような鉄を酸化させてヘモグロビンを利用できるようにします。ビタミンB12や葉酸は赤血球を生成するのに重要な働きをします。妊娠中・授乳中の女性は葉酸とビタミンB12が特に必要になりますので、意識して食事をしてください。
貧血を予防するために食べたい食品